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 &bold(){概要}
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-ディースの戦いとは、[[蜉蝣時代]]の戦乱の中で、[[アルファ]]701年月、[[ロードレア]]国と、[[ベルザフィリス]]国軍の間に起きた戦いである。
+ディースの戦いとは、[[蜉蝣時代]]の戦乱の中で、[[アルファ]]701年1月、[[ロードレア]]国と、[[ベルザフィリス]]国軍の間に起きた戦いである。
 両国が、はじめて真正面から激突した戦いである。
 
 &bold(){戦闘に至るまでの背景}
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 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/map/700-06.JPG,left)
 ▲700年6月における勢力図
 
 [[ヴェリア]]が[[ロードレア]]の新たなる国主となってからも、戦いはそれまでと同じく、いやそれまで以上に激しく続いていた。
 [[ロードレア]]国、[[ロッド]]国、[[フェルスデッド]]国、[[ロー・レアルス]]国、[[ベルザフィリス]]国、時には結び、時には戦う5国の乱戦は各地で一進一退の攻防を続け、701年を迎えていた。
 [[シャリアル]]国が滅亡し、[[ロッド]]国も大きな脅威とはならなくなった為、[[ベルザフィリス]]国と[[ロードレア]]国が、ついに国境を挟んで直接対峙することとなる。
 [[ルーディア包囲網]]が敷かれていた時代には、[[ルーディア]]と[[ロードレア]]国は、共通の敵の前に協力体制を結んでいたが、それも既に過去のものとなり、両国の対決は必至と思われていた。
 だが、[[ルーディア]]は[[ロードレア]]国と戦う事に積極的ではなかった。[[ディルセア]]、[[ガイヴェルド]]の説得にも首を縦に振らず、決断を後延ばしにしていた。[[ガイヴェルド]]に「弱気になった」と指摘され、[[ルーディア]]は将兵の士気も考え、結局翌日に出陣を決意することとなる。
 ここに、[[ロードレア]]国と[[ベルザフィリス]]国が始めて戦場で合間見えることとなる。
 
 &bold(){両軍の戦力}
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 |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''|
 |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/beruzafirisu.PNG)&br()[[ベルザフィリス]]国軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/ro-dorea.PNG)&br()[[ロードレア]]国軍|
 |>|>|>|>|CENTER:総兵力68000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力64000|
 |>|>|>|>|CENTER:[[ルーディア]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[ヴェリア]]|
 |>|>|>|>|CENTER:[[ディルセア]]|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:[[アレス]]|
 |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''|
 |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/ruudelia.JPG,width=55,height=68)&br()[[ルーディア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/delirusea.JPG,width=55,height=68)&br()[[ディルセア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/renilira.JPG,width=55,height=68)&br()[[レニィラ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/gaiverudo.JPG,width=55,height=68)&br()[[ガイヴェルド]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/ragobezasu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ラゴベザス]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/veria.JPG,width=55,height=68)&br()[[ヴェリア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/aresu.JPG,width=55,height=68)&br()[[アレス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/baiarasu.JPG,width=55,height=68)&br()[[バイアラス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/nassyu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ナッシュ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/guroorivasu.JPG,width=55,height=68)&br()[[グローリヴァス]]|
 |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/deiroodo.JPG,width=55,height=68)&br()[[デイロード]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/virugasu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ヴィルガス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/siren.JPG,width=55,height=68)&br()[[シレン]]||||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/reibaado.JPG,width=55,height=68)&br()[[レイバード]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/0.JPG,width=55,height=68)&br()[[リューズ]]||||
 
 &bold(){戦闘経緯}
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 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/50.JPG,left)
 
 2月16日
 [[ベルザフィリス]]国軍と対峙した[[ロードレア]]国軍。その総大将[[ヴェリア]]には大きな悩みがあった。
 領土の拡大により、[[ロードレア]]国は、この時唯一他4国全てと国境を接している国であった。
 [[ベルザフィリス]]国の他にも[[ロッド]]国、[[ロー・レアルス]]国、[[フェルスデッド]]国の全てに、指揮官として信頼できる将を派遣しなければならなくなった為、この戦いに動員できた将が、彼のかつての構想より小粒となっていたのである。
 彼はこの陣営で[[五舞将]]と互角に戦えるのは[[アレス]]、[[バイアラス]]、[[グローリヴァス]]くらいしかいない事を自覚した上で作戦を立てなければなたなかった。
 おそらく、[[ヴェリア]]の脳裏には、[[ラディア]]、[[アリガル]]、そして総大将に[[レイディック]]がここに布陣していたら……という夢想が交錯していたであろう。
 しかし、現実には既にいない将をどんなに想像しても無駄である。
 与えられた将兵の中で最大限の努力をするしかなかった。
 
 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/51.JPG,left)
 
 2月18日
 両軍は障害物のない見晴らしのよいディース高原にて激突。
 [[ヴェリア]]の予測通り、[[五舞将]]と互角に戦える将は[[ロードレア]]軍にはもはや限られていた。
 [[デイロード]]、[[ガイヴェルド]]の突撃により、[[レイバード]]、[[ナッシュ]]部隊はおされ、[[ロードレア]]軍は大きく後退、それでも戦線を維持できたのは、[[バイアラス]]、[[グローリヴァス]]部隊が、逆に[[シレン]]、[[ラゴベザス]]と互角以上に奮戦し、別の局面では[[ベルザフィリス]]国軍を押していた為である。
 そして、普段冷静な[[アレス]]が、この時誰も想像しない行動にでた。
 自ら騎馬に跨ると、部隊を率いて最前線へと突撃を仕掛けたのである。
 
 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/monogatari/map/52.JPG,left)
 
 この予期せぬ突撃により、[[アレス]]は[[ガイヴェルド]]、[[デイロード]]部隊の間を突破し、その先に立ちはだかる[[ディルセア]]部隊、[[レニィラ]]部隊を抜き、ついに[[ルーディア]]本陣へと辿り着く。
 知略に生きる[[アレス]]が、何故このような蛮勇ともとれる行動に走ったのか……
 彼女自身、この決戦において勝ち目が少ないということが見えていた。
 そして、その来るべき敗北の結末を覆すには、誰もが想像しない行動をとり、そこに活路を見出すしかないと悟っていたのである。
 [[アレス]]の鬼神に憑かれた突撃により[[ルーディア]]本陣の旗は倒れ、激しい乱戦の末[[ルーディア]]自身までもが流れ矢で負傷する。
 だが、一時の混乱から立ち直った本陣に加え、[[レニィラ]]、[[ヴィルガス]]部隊が[[アレス]]部隊を包囲し、今度は[[アレス]]自身が左肩を斬られる。
 もはやこれ以上の突撃は不可能と悟った[[アレス]]の副将たちが、自らの命を犠牲にして彼女を後退させ、両軍共に一旦陣を退き、再び対峙することとなる。
 しかし、2月20日、突如[[ヴェリア]]が陣を引き払って本国へ撤退。
 殿軍に[[バイアラス]]を配備、追撃に出ようとする[[ベルザフィリス]]国軍を牽制し、本隊の後退を成功させた。
 その撤退の素早さと正確さに[[ベルザフィリス]]国軍師[[ディルセア]]は、罠の危険性を考慮してそれ以上の追撃は命じなかった。
 そして、[[ディルセア]]自身も、もし[[ラディア]]や[[アリガル]]が存命していれば、この地を放棄したのは自分たちであっただろうと洩らしたという。
 
 &bold(){戦いの結末}
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 ディースの戦いは、[[ベルザフィリス]]国軍が一応の勝利を飾ったが、[[ロードレア]]国軍は戦線を維持したままであり、どちらかというと「守るに適していないディース高地を放棄した」という状況であり、[[ベルザフィリス]]国は、勝利の実感を一切もてなかった。
 そして、[[アレス]]部隊の特攻により負傷した[[ルーディア]]。この一本の流れ矢が[[ベルザフィリス]]国の運命を大きく揺さぶった。
 [[ルーディア]]は、2月24日に突如国主の座から引退することを発表。その地位を養子の[[ガイヴェルド]]へ譲ると宣言した。
 周囲の者は当然反対したが、[[ルーディア]]の決意は固かった。彼女は元々好戦的な人物ではなかったが、先王[[ディアル]]の遺志を継ぐ為にあえて自らを修羅と化して戦っていた。強靭な精神力で支えてきたその仮初の姿も、1本の矢によって簡単に断ち切られ、自らの精神力の限界を感じたのである。
 [[ルーディア]]の説得を諦めた諸将は、彼女の決意を尊重し、2月26日、[[ベルザフィリス]]国国主は[[ガイヴェルド]]へと受け継がれた。
 だが、[[ベルザフィリス]]国ではなく、[[ルーディア]]個人にほれ込み、[[独眼竜]]だからこそ忠誠を誓ったと豪語する[[五舞将]]の[[デイロード]]と[[シレン]]。彼らは昨日まで同格であった[[ガイヴェルド]]に頭を下げるつもりはないと、この後継に反対。反乱罪をかけられた為、3月1日に2人は挙兵する。
 ここに[[五舞将]]は真っ二つに分かれ、一枚岩を誇っていた[[ベルザフィリス]]国で始めての大規模な内乱「[[血の16日間]]」がはじまった。
 
 
 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)