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「ネモリアの戦い」(2011/11/30 (水) 19:39:30) の最新版変更点
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&bold(){概要}
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ネモリアの戦いとは、[[蜉蝣時代]]の戦乱の中で、[[アルファ]]686年2月、[[ロードレア]]国軍と[[ゾリメック]]国軍の間に起きた戦いである。
&bold(){戦闘に至るまでの背景}
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&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/map/686-03.JPG,left)
▲686年3月における勢力図(ネモリアの戦いは、2月に行われている)
[[アゾル城の戦い]]において国を失い、[[ロードレア]]国へと落ち延びた[[ラディア]]を待っていたのは、思いのほか手厚いもてなしであった。
更に[[ロードレア]]国主[[レイディック]]は、[[アゾル]]国の敵討ちと称して[[ゾリメック]]国への軍勢の派遣を決意、その総大将には[[ラディア]]が抜擢された。
勿論これは、[[レイディック]]がロマンチストだったというエピソードではない。敵討ちに燃える[[ラディア]]を飾り、実権を腹心の[[ソフィス]]、[[アリガル]]に持たせて行わせた軍事行動である。
友好国(文献によっては「同盟国」だったともある)であった[[アゾル]]国の敵討ちという一面は無かった訳ではないが、真意はそれを利用した領土拡大にあったと見てまず間違いはない。
そして、それは戦国の時代ではとりわけ後ろ指を指される行為でもなく、寧ろ至極自然な流れであった。
だが、逆に後ろ指を指されるべき男もいる。[[ゲーリー]]国国主[[マラ]]である。
彼は[[ゾリメック]]国を利用するだけ利用すると、[[アゾル]]国の旧領をほぼ全て独占し、[[ロードレア]]国の軍勢に攻め込まれて救援を求める[[ゾリメック]]国の要請を完全に無視している。ここにきて初めて[[サリーア]]も自らが利用されていたことに気づかされた。
&bold(){両軍の戦力}
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|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''|
|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/ro-dorea.PNG)&br()[[ロードレア]]国軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/zorimekku.PNG)&br()[[ゾリメック]]国軍|
|>|>|>|>|CENTER:総兵力17000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力9000|
|>|>|>|>|CENTER:[[ラディア]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[サリーア]]|
|>|>|>|>|CENTER:[[ソフィス]]|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''|
|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/radelia.JPG,width=55,height=68)&br()[[ラディア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/sofisu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ソフィス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/arigaru.JPG,width=55,height=68)&br()[[アリガル]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/eruzirea.JPG,width=55,height=68)&br()[[エルジレア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/borugosu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ボルゴス]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/sariia.JPG,width=55,height=68)&br()[[サリーア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/nassyu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ナッシュ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/gurudelia.JPG,width=55,height=68)&br()[[グルディア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|
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&bold(){戦闘経緯}
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[[ロードレア]]国軍の侵攻により、[[ゾリメック]]国の国境は突破された。その進軍を食い止めるべく、[[サリーア]]は[[ナッシュ]]、[[グルディア]]の制止も聞かず自ら陣頭に立ち最前線へと向かう。
しかし、戦いにおいては[[ロードレア]]国軍の敵ではなかった。先陣をかってでた[[グルディア]]は、[[ラディア]]の突撃の前にあえなく討死を遂げ、[[ナッシュ]]部隊も半壊する。
この一戦において、[[ラディア]]が[[バルディゴス討伐連合軍]]で見せた指揮能力の高さと、一騎打ちの強さが「本物」であることが立証され、新参でありながら、[[ロードレア]]国の主力将軍に名を連ねることとなる。
&bold(){戦いの結末}
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緒戦から苦戦を強いられ、[[グルディア]]を失った[[サリーア]]は、休戦を申し込む決意を固める。
[[ロードレア]]国軍では、これを無視して[[ゾリメック]]国本土まで攻め込むべしという意見が占めるかと思われたが、[[ラディア]]と[[ソフィス]]がこれに反対する。[[サリーア]]の人柄から利用されていた事を理解させれば矛を収めるということと、このまま[[ゾリメック]]国を武力で平定すれば、[[ロードレア]]国軍もある程度の損害は覚悟しなくてはならない、しかし、[[ゾリメック]]国を属国とすれば戦わずしてそのまま国を傘下に収めることができる。
結局この提案により、[[ゾリメック]]国は[[ロードレア]]国の傘下となるのだが、その会見にも[[マラ]]の手が赴いていた。
[[サリーア]]は敵陣に僅かな供だけを連れて到着、[[ラディア]]もこれを丁重に出迎えるが、そこに[[ゲーリー]]国軍師[[リディアニーグ]]の暗殺者が紛れ込んでいた。たった一本の矢で[[ラディア]]を狙えば、それが成功しようと失敗しようと[[ロードレア]]国の将がその場で[[サリーア]]を斬り、両国が再び猜疑と憎しみの関係に逆戻りする。この[[リディアニーグ]]の策を受けた暗殺者であったが、既にその行動を予期していた[[ソフィス]]によって妨害される。
この報告を聞いた[[ゲーリー]]国は、[[リディアニーグ]]が[[ゾリメック]]国侵略の提案をするが、これを[[マラ]]は不採用とした。手に入れたばかりの[[アゾル]]国の領地を統治するには、まだ時間が必要だったことと、南で急成長を続ける[[カルディス]]に隙を見せる訳には行かなかった為である。
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
&bold(){概要}
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ネモリアの戦いとは、[[蜉蝣時代]]の戦乱の中で、[[アルファ]]686年2月、[[ロードレア]]国軍と[[ゾリメック]]国軍の間に起きた戦いである。
&bold(){戦闘に至るまでの背景}
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&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/map/686-03.JPG,left)
▲686年3月における勢力図(ネモリアの戦いは、2月に行われている)
[[アゾル城の戦い]]において国を失い、[[ロードレア]]国へと落ち延びた[[ラディア]]を待っていたのは、思いのほか手厚いもてなしであった。
更に[[ロードレア]]国主[[レイディック]]は、[[アゾル]]国の敵討ちと称して[[ゾリメック]]国への軍勢の派遣を決意、その総大将には[[ラディア]]が抜擢された。
勿論これは、[[レイディック]]がロマンチストだったというエピソードではない。敵討ちに燃える[[ラディア]]を飾り、実権を腹心の[[ソフィス]]、[[アリガル]]に持たせて行わせた軍事行動である。
友好国(文献によっては「同盟国」だったともある)であった[[アゾル]]国の敵討ちという一面は無かった訳ではないが、真意はそれを利用した領土拡大にあったと見てまず間違いはない。
そして、それは戦国の時代ではとりわけ後ろ指を指される行為でもなく、寧ろ至極自然な流れであった。
だが、逆に後ろ指を指されるべき男もいる。[[ゲーリー]]国国主[[マラ]]である。
彼は[[ゾリメック]]国を利用するだけ利用すると、[[アゾル]]国の旧領をほぼ全て独占し、[[ロードレア]]国の軍勢に攻め込まれて救援を求める[[ゾリメック]]国の要請を完全に無視している。ここにきて初めて[[サリーア]]も自らが利用されていたことに気づかされた。
&bold(){両軍の戦力}
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|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''|
|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/ro-dorea.PNG)&br()[[ロードレア]]国軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/zorimekku.PNG)&br()[[ゾリメック]]国軍|
|>|>|>|>|CENTER:総兵力17000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力9000|
|>|>|>|>|CENTER:[[ラディア]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[サリーア]]|
|>|>|>|>|CENTER:[[ソフィス]]|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''|
|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/radelia.JPG,width=55,height=68)&br()[[ラディア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/sofisu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ソフィス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/arigaru.JPG,width=55,height=68)&br()[[アリガル]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/0.JPG,width=55,height=68)&br()[[エルジレア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/borugosu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ボルゴス]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/sariia.JPG,width=55,height=68)&br()[[サリーア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/nassyu.JPG,width=55,height=68)&br()[[ナッシュ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/kagerousenki/busyou/kao/gurudelia.JPG,width=55,height=68)&br()[[グルディア]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|
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[[ロードレア]]国軍の侵攻により、[[ゾリメック]]国の国境は突破された。その進軍を食い止めるべく、[[サリーア]]は[[ナッシュ]]、[[グルディア]]の制止も聞かず自ら陣頭に立ち最前線へと向かう。
しかし、戦いにおいては[[ロードレア]]国軍の敵ではなかった。先陣をかってでた[[グルディア]]は、[[ラディア]]の突撃の前にあえなく討死を遂げ、[[ナッシュ]]部隊も半壊する。
この一戦において、[[ラディア]]が[[バルディゴス討伐連合軍]]で見せた指揮能力の高さと、一騎打ちの強さが「本物」であることが立証され、新参でありながら、[[ロードレア]]国の主力将軍に名を連ねることとなる。
&bold(){戦いの結末}
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緒戦から苦戦を強いられ、[[グルディア]]を失った[[サリーア]]は、休戦を申し込む決意を固める。
[[ロードレア]]国軍では、これを無視して[[ゾリメック]]国本土まで攻め込むべしという意見が占めるかと思われたが、[[ラディア]]と[[ソフィス]]がこれに反対する。[[サリーア]]の人柄から利用されていた事を理解させれば矛を収めるということと、このまま[[ゾリメック]]国を武力で平定すれば、[[ロードレア]]国軍もある程度の損害は覚悟しなくてはならない、しかし、[[ゾリメック]]国を属国とすれば戦わずしてそのまま国を傘下に収めることができる。
結局この提案により、[[ゾリメック]]国は[[ロードレア]]国の傘下となるのだが、その会見にも[[マラ]]の手が赴いていた。
[[サリーア]]は敵陣に僅かな供だけを連れて到着、[[ラディア]]もこれを丁重に出迎えるが、そこに[[ゲーリー]]国軍師[[リディアニーグ]]の暗殺者が紛れ込んでいた。たった一本の矢で[[ラディア]]を狙えば、それが成功しようと失敗しようと[[ロードレア]]国の将がその場で[[サリーア]]を斬り、両国が再び猜疑と憎しみの関係に逆戻りする。この[[リディアニーグ]]の策を受けた暗殺者であったが、既にその行動を予期していた[[ソフィス]]によって妨害される。
この報告を聞いた[[ゲーリー]]国は、[[リディアニーグ]]が[[ゾリメック]]国侵略の提案をするが、これを[[マラ]]は不採用とした。手に入れたばかりの[[アゾル]]国の領地を統治するには、まだ時間が必要だったことと、南で急成長を続ける[[カルディス]]に隙を見せる訳には行かなかった為である。
&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)