『<狐>が選んだ入門書』

山村修 『<狐>が選んだ入門書』 ちくま新書 2006.1

第1章 言葉の居ずまい
1 『国語辞典の名語釈』 武藤康史 国語辞典に黄金を掘りあてる (著作 明解物語 県立 8F813.1メ、言海(ちくま学芸文庫)解説 7FB813.1オ) 県立 8F813.1ム 7FB813.1ム 市立
×2 敬語 菊池康人 敬語は日本語の肝どころ (橋本治 敬語は人と人との距離を確保するため) 講談社学術文庫
3 古代国語の音韻に就いて 橋本進吉 奈良の都に交わされる声をさぐる(大野晋 岩波文庫版の解説) 9F 大学(書庫)2829
4 文章の話 里見弴 人生への問いと文章の書きかた(日本少国民文庫の1冊、谷崎の文章読本などの時期、岩波文庫での丸山真男の解説:資本論入門) 大学(書庫)3470
×5 文章速達法 堺利彦 切れば血とユーモアの噴き出る文章術 社会主義者。切れ切れの感想をまとめると、筋立てはできる。講談社学術文庫

第2章 古典文芸の道しるべ
×6 古典の読み方 藤井貞和 社会人に語りかける古典入門(著作 古文の読みかた 市立) 講談社学術文庫
7 恋愛名歌集 萩原朔太郎 古典を読む分析的知性の強力さ 大学(書庫)918.6H14.7
8 俳句はかく解しかく味う 俳句を読みふかめることのたのしさ(通勤時、これと三好達治詩集) 大学(書庫)岩波文庫
9 詩を読む人のために 現代詩をめぐる「楽しい遍歴」 9F 大学(書庫)3367
×10 現代文の鑑賞と批評 窪田空穂 読むことのうれしさにみちた近代小説案内

第3章 歴史への着地
11 『若い読者のための世界史』 エルンスト・H・ゴンブリッチ 歴史への抑えに抑えた怒り。美術史家(著作 美術の歩み 芸術と幻影 棒馬考) 県立 6FY220 市立209ゴ 大学209G62.1,2
12 世界史の誕生 モンゴルの発展と技法 岡田英弘 歴史的想像力の剣さばき(著作 『日本史の誕生』 県立 8F人文科学210.3オ 市立 大学210.3O38) 県立 市立
13 『フランス革命 歴史における劇薬』 遅塚忠躬 ブルジョワの二面性を鮮明に照らす(ツヴァイクのフーシェを思い出す 県立 9F 大学旧'79) 県立 市立081イ295
14 日本文化史研究 内藤湖南 「記者魂」の躍如としたジャパノロジー 9F 大学(書庫)081.6N29.9
15 私の昭和史 中村稔 歴史の直接的な肌ざわり 県立 市立911.5ナ

第4章 思想史の組み立て
16 絶望の精神史 金子光晴 世相の向こうに「近代」の醜怪をあばく 県立
17 キリスト教思想への招待 田川建三 考えるべきことを考えよという指針(著作 イエスという男 県立 市立192タ 書物としての新約聖書 県立 8F人文科学193.5タ 市立 大学(第2書庫)193.5Ta18) 8F人文科学190.4タ
18 『ヨーロッパ思想入門』 岩田靖夫 思想史からの伝言(著作 パイドンの訳者 神なき時代の神 県立 ×倫理の復権)
19 社会認識の歩み 内田義彦 本の「断片」を読みふかめる 岩波新書(著作 経済学の生誕 『読書と社会科学』 岩波新書 7FS019ウ 市立 大学(書庫)288)(断片を読み深めるとともに、体系的に) 9F 市立 大学(書庫)998 大学(書庫)著作集330.8U14
×20 イスラーム生誕 井筒俊彦 アラビア語とイスラームとの切っても切れぬ関係 中公文庫

第5章 美術のインパルス
21 改訂増補 日本美術史 武者小路穣 たっぷりとゆたかな「小著」(著作 ×物語による日本の歴史 ちくま・講談社 絵師)大学(仮置き)
22 『新版 奇想の系譜』 辻惟雄 江戸絵画の見かたをかえる異色の水先案内 県立 8F721.0ツ 市立721ツ
23 絵かきが語る近代美術 菊畑茂久馬 画家の身にひそむ思想の筋力
×24 イメージを読む 若桑みどり 「名画」という価値から解放された絵の見かた(ちくま学芸文庫版p.192ドクロ)(参考 『イメージを読む』(ちくまプリマーブックス 県立 市立 この改訂版が文庫らしい)
25 絵画の二十世紀 前田英樹 二十世紀絵画に「感覚の実現」を読む(著作 剣の思想 大学(第2書庫)789.3Ko76)8Fアート723.0マ
最終更新:2022年11月13日 20:19
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