『日本人はなぜ存在するか』

與那覇潤 『日本人はなぜ存在するか』 集英社インターナショナル 2013.10

further readings 参考文献
●本文中に書名を明記
○明記していない文献

第1章 「日本人」は存在するか
●野矢茂樹 哲学の謎 講談社現代新書
●高野陽太郎 『「集団主義」という錯覚』 日本人論の思い違いとその由来 県立 市立 公
●マートン 社会理論と社会構造
●チウェ 儀式は何の役に立つか ゲーム理論のレッスン
○安冨歩 貨幣の複雑性
●ギデンズ 近代とはいかなる時代か?

第2章 「日本史」はなぜ間違えるか
○東島誠ほか 日本の起原
●中川敏 モノ語りとしてのナショナリズム
●宮台真司 『14歳からの社会学』 県立 6FY236 市立361ミ
●浅羽道弥 都市化に伴う家族の変容 沢山ほか『「家族」はどこへいく』
●河合幹雄 『安全神話崩壊のパラドックス』 治安の法社会学 県立 8F326.3カ 大学326.3Ka93
○鮎川潤 少年犯罪 ほんとうに多発・凶悪化しているのか
●大澤真幸 不可能性の時代 
●有馬学 日本の歴史23 大国の昭和 講談社
○松田利彦 戦前期の在日朝鮮人と参政権
●小熊英二 日本人の境界
見てみよう
山崎貴監督 ALWAYS 三丁目の夕日
呉徳○監督 戦後在日五〇年史 歴史編

第3章 「日本国籍」に根拠はあるか
●法務省民事局 改正国籍法・戸籍法の解説
●○本伊都子 国際結婚の誕生
●奥田安弘 増訂版 家族と国籍
○陳天○ 無国籍
●岩本通弥 「家」と血縁幻想 佐野賢治ほか『現代民俗学入門』
○エヴァンズ=プリチャード ヌアー族の親族と結婚
●浜本満 秩序の方法 ケニア海岸地方の日常生活における儀礼的実践と語り
●清水昭俊 「血」の神秘 田辺編『人類学的認識の冒険』

第4章 「日本民族」とは誰のことか
○古厩忠夫 20世紀中国における人民・国民・公民 西村成雄編『現代中国の構造変動 3 ナショナリズム』
○韓錦春ほか 中国語の「民族」ということばの出現と初期の使用例 辻田(訳) 
●坂野徹 帝国日本と人類学 1884-1952年
●鹿野政直 沖縄の淵 井波普○とその時代
○山田輝子 ウルトラマンを創った男 金城哲夫の生涯
●切通理作 怪獣使いと少年
●佐藤健志 ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義
○古田元夫 地域区分論 樺山紘一ほか『岩波講座世界史1 世界史へのアプローチ』
●福井憲太 法理論のルーマン
○與那覇潤 翻訳の政治学 近代東アジア世界の形成と日琉関係の変容
見てみよう
琉球放送 金城哲夫、西へ! 沖縄の流星が生んだウルトラ伝説

第5章 「日本文化」は日本風か
●ウィリアムズ 完訳 キーワード辞典
○今井道○ 「文化」の光景
○西川長夫 増補 国境の越え方
●佐藤良明 J-POP進化論
●渡辺裕 歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ
●猪瀬直樹 猪瀬直樹著作集9 唱歌誕生 ふるさとを創った男
●渡辺裕 日本文化モダン・ラプソディ
●渡辺裕 宝塚歌劇の変容と日本近代
○ロバートソン 踊る帝国主義
○輪島祐介 創られた「日本の心」神話
○藤川隆男 白人とは何か?
聞いてみよう
螢の光のすべて キングレコード
饗宴 春の海 日本伝統文化振興財団

第6章 「世界」は日本をどう見てきたか
●サイード オリエンタリズム
○中川 セッシュウ!
●ダワー 容赦なき戦争
●浜野 偽りの民主主義
●貴堂 アメリカ合衆国における「人種混交」幻想 竹沢『人種の表象と社会的リアリティ』
●船曳 「日本人論」再考
○青木保 「日本文化論」の変容
●藤田雄二 近世日本における自民族中心的思考
見てみよう
デミル監督 チート 1915
リーン監督 戦場にかける橋 1957
ローガン監督 サヨナラ 1957

第7章 「ジャパニメーション」は鳥獣戯画か
○岩上安身 キン肉マン聖闘士星矢が引き起こした日仏アニメ摩擦『別冊宝島117 変なニッポン』
●アリエス 子供の誕生
○手塚治虫 増補 見たり撮ったり映したり
●大塚英志 サブカルチャー反戦論
●大塚英志ほか 「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか
○大橋洋一 新文学入門 T・イーグルトン「文学とは何か」を読む
○廣野由美子 批評理論入門 「フランケンシュタイン」解剖講義
●佐野明子 漫画映画の時代 加藤幹郎編 映画学的想像力
○與那覇潤 謎を謎のまま忘れないでいるために 『ジブリの教科書4 ホタルの墓』
●白石さや 文化人類学と大衆文化 綾部『文化人類学のフロンティア』
見てみよう
大友克洋 AKIRA 1988
キャメロン ターミネーター2 1991

第8章 「物語」を信じられるか
●フロドン 映画と国民国家
●小島毅 靖国史観 幕末維新という深淵
●アンダーソン 定本 想像の共同体
●新田一郎 中世に国家はあったか
●黒田日出男 龍の住む日本
●渡辺宏 増補 近世日本社会と宋学
○ブロデリック ヒバクシャ・シネマ
○與那覇潤 帝国の残像
●リオタール ポスト・モダンの条件
○東浩紀 動物化するポストモダン
○宇野常寛 ゼロ年代の想像力
見てみよう
黒澤明 素晴らしき日曜日 1947
本多猪四郎監督 ゴジラ 1954
北村龍平監督 GODZILLA FINAL WARS 2004

第9章 「人間」の範囲はどこまでか
●ハラウェイ サルと女とサイボーグ
●高橋透 サイボーグ・フィロソフィー
○加藤幹郎 「ブレードランナー」論序説
○メルロ=ポンティ 知覚の現象学
○貫成人 真理の哲学
●ニーチェ 道徳の系譜学 光文社古典新訳
●フーコー 言葉と物
○檜垣立哉 フーコー講義
○いのちの選択
○ベック 世界リスク社会論
●宮台真司 絶望・断念・福音・映画
見てみよう
スコット監督 ブレードランナー 1982
押井守監督 イノセンス 2004

第10章 「正義」は定義できるか
●小林和之 「おろかもの」の正義論
○サンデル 『これからの「正義」の話をしよう』 いまを生き延びるための哲学 県立 8F311サ 市立311サ 大学311.1Sa62 六311サ 公
○山脇直司 ヨーロッパ社会思想史
○児玉聡 功利主義入門
○岡本 異議あり! 生命・環境倫理学
●立岩 私的所有権 第2版
●岸本 世界の歴史12 明清と李朝の時代 中央公論新社
○溝口雄三ほか 中国思想史
○北田暁大 責任と正義
●吉野源三郎 君たちはどう生きるか
●浅田彰 構造と力 記号論を超えて
最終更新:2023年07月07日 08:53
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