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福盛和男
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福盛和男
1976年8月4日生まれ 宮崎県出身 右投右打
近鉄から選手分配ドラフトにより楽天イーグルスへ。
在籍時の背番号は「15(05'-07')」「62(09')」「11(10')」
プロ入りは横浜ベイスターズ。95年から2003年まで在籍し、2004年から近鉄に在籍。
2006年、当初クローザーだった
小倉恒
が不調だったため代わって抑えにまわる。
しかし夏には大乱調。その座は再び小倉へ譲り中継ぎに降格された。
シーズン後半には調子を取り戻し、翌2007年もクローザーをつとめるが、中盤にはまたしても安定感を失う。
そして後半戦に入るころ、遊離軟骨の除去手術とリハビリのため離脱。
同年オフ、海外移籍も視野に入れたFA宣言を行い、テキサス・レンジャーズが獲得した。
だがまったく活躍できずじまいで、そのうえ椎間板ヘルニアを発症。
メジャー挑戦はほとんどをマイナーで過ごす結果に終わった。
2009年6月、日本でのプレーを求めて退団を希望し、レンジャーズ側もこれを了承。
メジャーでの通算成績は4試合0勝0敗、防御率20.25。
帰国した福盛の保有権は楽天にあるため、再入団を希望する。
しかし出て行った経緯が経緯だったため、ファンからは「何しに来たんだ」と厳しい目で迎えられる。
FAの際「泣いて帰ってくるな」とコメントした
野村監督
からも「人として筋が通っとらん奴は嫌いや」などと言われ、
入団を拒絶されちゃったりした。
どうなる福盛と思われたが、監督への涙ながらの謝罪により許され、テストを経て再入団。
7月、クローザーとして2シーズンぶりに日本のマウンドに上った。
復帰後も相変わらずの福盛
劇場
ではあったものの、なんだかんだで抑えるうえに勝ち運にも恵まれだす。
シーズン中盤からの参戦ながら7勝1敗10S・防御率2.18という好成績を残した。
徐々に、多少負けていても福盛が登板すれば勝てるんじゃね?という期待を抱かせるようにすらなった。
クローザーなのに7勝をあげているため、先発投手の勝ち星ルパンだと言われることも。
とはいえそのほとんどは
ゾンビ打線
爆発後に登板して得たものなので、厳密にはルパンとはいえない。
※勝ち星ルパン:中継ぎ・抑えが同点or逆転を許した後に勝ち越しに成功し勝ち星が転がりこむこと。
守護神としての地位を確立して臨んだCS2ndステージ初戦、9回のマウンドを任される。
このとき4点のリードがあり、楽天の勝利を確信する者・袖達光臨の気配にgkbrする者が入り混じる中、
連打で失点したあげくスレッジに満塁ホームラン(お釣りなし)を打たれてまさかの敗戦。
よりによって一番炎上しちゃいけない試合でこの年一番の大炎上を魅せてくれた。
実はほんの数日前まで高熱で寝込んでおり、病み上がりの状態だった。
なんでそんな人間をマウンドに上げたのか。その理由は8回を見ればわかる。
藤原
ヒットで1失点、
小山
と
有銘
それぞれ暴投で1失点。
チームの弱点である中継ぎ・抑えの不安定さがモロに出ていたのである。
9回表に
鉄平
がツーランで突き放したのだが、それすらも大逆転劇のお膳立てになってしまった…。
なお、登板から満塁ホームランまでの球数が21球であったことから、江夏の21球になぞらえ「福盛の21球」と呼ばれている。
おそらく今後「
0-26
」同様、「忘れたいが忘れさせてもらえない過去」になるであろう。
翌2010年、NPBが選手・監督・コーチに最高の試合を選ぶアンケートを行う。
そしてこの試合は
「最高の試合」4位、「名場面・名勝負」1位
に選ばれた……。
なお福盛自身も票を投じている。
理由は「非常に悔しい試合だが、今後に向けて必ず糧となる試合だと前向きに捉えて」
家では家事全般を担当し料理もうまいらしい。頼むからその繊細さをピッチングに生かしてほしい。
いや、むしろ繊細ゆえの不安定さなのか。
悪夢を消し飛ばす投球が期待された2010年、いきなり勝ち星を2連続で消し飛ばし開幕4連敗の立役者に。orz
無論、即二軍に落とされる。その後右ひじのクリーニング手術を受けたことが報じられた。
2010年9月7日、引退を表明。
もうひじが曲がらず、まっすぐにもならないので日常生活に不自由する状態らしい。
そういう状態だったためか、引退試合も断ったらしい。
引退会見では、思い出としてスレッジに打たれたホームランしかないと語った。
現在は、都内で会社を経営する叔父の下で携帯電話の営業として働いている。
会社を大きくすることに夢を感じたとか。
もる・・・(´;ω;`)
関連項目 【
福盛の21球
】 【
劇場
】
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最終更新:2011年09月22日 21:43
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