リック・ショート


  • 本名 リチャード・ライアン・ショート (Richard Ryan Short)
  • 1972年12月6日生 アメリカ合衆国イリノイ州エルジン出身 右投右打
  • 在籍時の背番号は「55」

  • 2006年からチームに加入した助っ人選手。成績、野球に取り組む姿勢、ファンサービスなどが良い楽天初といえる優良助っ人。
  • 千葉ロッテ在籍時代はレフトを主に守っていたが、浜風の影響で平凡なフライの落下地点を見誤って飛びつきファインプレーにする”面白助っ人”だった。
  • 千葉ロッテに2003年シーズン在籍していたことがあり、当時ホセ・フェルナンデス小坂誠とはチームメートだった。
  • 日本に来る外国人選手には珍しく、本塁打と長打が少ない。
    コンパクトにバットを振って安打を稼ぐ、アベレージヒッターである。鈍足だが二塁打を多く記録している。
  • チームでの屈指の早打ちで、ミート力に優れることもあり、三振が少ない。
  • さらに左投手にはやたらと強く、2008年は.380を記録した。
  • ロッテ時代を含め、毎年3割をマーク。2008年には西武の中島と首位打者争いを繰り広げ「打率.332、12HR、71打点」で首位打者に輝いた。
  • 33歳でメジャー初昇格を果たすなど、年々打撃成績が向上するお人。

  • 楽天でついたことのあるポジションは、一塁、二塁、三塁、左翼。
    決して守備はうまくはないが、そのユーティリティーさでチームを助けた。
    でもショート(遊撃手)を守ったことはない。
  • 打順でも1番、3番、4番、5番、6番、7番、8番と色んな打順を経験している。
    選手層の薄いチーム事情に合わせてホントに何でもしてくれた。

  • 殿下とそっくり。
    本人も認めているらしく、殿下のことを「ブラザー」と呼んでいたそうだ。
  • 性格は真面目で温厚。ノムさんが褒めるくらい練習態度も真面目。
  • 今でもたまに「リックさんは名誉生え抜き」「打撃コーチで帰ってこないかな」と言う人がいる。
  • 球界のコロッケがリックさんの打撃フォームやしぐさを完全コピーし、ファン感謝祭で披露していた。

  • 2009年シーズン途中、肩をひどく痛め一時帰国(右肩の関節唇損傷と腱板(けんばん)断裂と診断)。
    序盤の不振もあり、シーズン終了後に自由契約になってしまった……。
  • 退団が発表された日、わしせんでは「リックさん今までありがとう」と彼を惜しむ声が絶えなかった。

  • そして2010年6月23日、なんとスタンドにストップウオッチ片手にスコアを取るリックさんの姿が!
  • 偶然かもしれないが、えんじ色のポロシャツ着用に犬鷲魂を感じ取るわしせん民多数。
  • 実況アナによると、現在はアリゾナ・ダイヤモンドバックスでスカウトに就いているそうだ。
    ということはイーグルスの誰かを調査しに来たのか……?


エピソード

  • 飯田哲也(現燕コーチ)の引退試合の9回裏、誰かが出塁すれば飯田に最後の打席が回るという場面。
    ネクストサークルの飯田に向け、打席に向かうリックさんは「イイダサン、ガンバルカラ」と声をかけた。
  • 飯田は思わず涙がこぼれ、ずっとネクストサークルで泣いていたという。
  • 結局リックさんは出塁できず打席は回ってこなかった。
    だが、後に飯田は引退会見で「回ってきても(涙で)打てなかったでしょう」とコメントした。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年11月04日 11:30