v.Connect

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v.Connect

 v.ConnectはSTRAIGHT LibraryとUTAU単独音音源を使用して、歌唱様音声を合成するツールです。単独で動作させることも可能ですが、Cadencii上で動作させることを前提に開発しています。こちらのWikiではv.Connectの動作について記述するつもりです。

STRAIGHT Libraryについては下記のURLをご参照ください。STRAIGHT Libraryの開発元とv.Connectとは一切関係がありません。v.ConnectについてSTRAIGHT Libraryについてご質問なさるのは御遠慮ください。
Cadenciiについて、またはv.Connectのダウンロードについては下記のURLをご参照ください。


このデモはVer.3.0を使用して合成されています。

  • v.ConnectはUTAU連続音音源に対応しておりません。
  • v.Connectはステレオ音源を扱えませんのであらかじめモノラルに変換したものをご用意ください。

動作環境

動作報告はありますが件数が少ないので作者開発環境をあげておきます。
OS Windows XP Professional SP2
CPU Intel Core2Quad 2.8Ghz
RAM 2.0GB
.NetFramework 3.0
なお、使用前にSTRAIGHTによる音源解析を行う必要があります。非常に時間のかかる処理ですので御注意ください。また、解析後のデータサイズは元音声データの50倍程度になります。

開発状況と履歴

開発中のバージョンは0.7bです。

ToDo

  • TANDEM導入の検討。
  • 音符区間内での音量変化式の最適化。
  • STRAIGHT Library Exの開発状況を見ながらRealTimeSTRAIGHTの導入の検討。
  • 連続音導入実験。

ver.0.6.3b '09/11/24

  • BRIの適用方法を変更。F0付近のスペクトルパワーの変化として適用されます。
  • 音程による音量補正の式を単純化。

ver.0.6.2b '09/11/19

  • 音程のオーバーシュート式のバグを修正。
  • Attack/Decayの反映式を大幅に変更。相変わらず死にパラメータ。
  • VELが64より大きい際、STFファイルの指定範囲外を参照するバグを修正。

ver.0.6.1b '09/11/15

  • VowelMorphingは80ms固定のまま。何に依存させればいいのか考え中。
  • 音符長が80ms未満の時の処理を追加。
  • 音符の連続性チェック時は20ms余裕を持たせることにした。

ver.0.6.0b '09/11/13

  • Morphing法を変更。
  • 後続音がある場合、音符末尾80ms間次の歌詞の固定長終了位置に向かってモーフィングするようにした。
  • 合成時に、次の音符のデータを参照すべきところで現在音符を参照していた部分を修正。

ver.0.5.6b '09/11/03

  • 後続音の無いRelease時の音程変化をPortamentoDepthに比例するよう変更。

ver.0.5.5b '09/11/03

  • 音量変化を適用する際にDynamicsカーブを線形補間するように変更。

ver.0.5.4b '09/10/31

  • DefaultSetting.iniの読み込みを削除。

ver.0.5.3b '09/10/30 by kbinani様

  • ビブラートの位相計算方法を変更。
  • ビブラートをDynamicsに反映する部分を削除。

ver.0.5.2b '09/10/22

  • Portamentoの適用式を調整。オーバーラップは最低5msに変更されます。

ver.0.5.1b '09/10/22

  • PMBendLength,PMBendDepthが反映されるように変更。
  • DynamicF0Generatorを実装
  • Vibrato周期の変更。

ver.0.4.4b '09/10/21

  • 原音設定されていない音符しかないデータの場合、合成エンジンを呼ばないようにした。
  • Portamento周りの設定を読めるようにした。

ver.0.4.3b '09/10/21

  • 頭の無音部分をSTRAIGHT合成エンジンに渡さないようにした。
  • 書き出しをSTRAIGHT LibraryのDLL経由しないで行うように修正。
  • 音量変化の処理を最適化。

ver.0.4.2b '09/10/12

  • Vibratoが正しく反映されないのを修正。

ver0.4.1b '09/10/12

  • BRI(4khz),CLE(10khz)に対応してみた。バンドパスフィルタのように実装。

ver.0.3.2b '09/10/04

  • 音高から受けるボリューム変化を緩和。
  • 高音になった際に声が細くなる現象を緩和。

ver.0.3.1b '09/10/01

  • DynamicsBPListをVolume変化に変更。
  • Accent/DecayをVolume変化に変更するとともに、計算式の変更。
  • EpRResidualBPListを息様ノイズの量に変更。
  • 出力波形の振幅によってはクリックノイズがのる不具合の解消。

謝辞

  • v.ConnectはSTRAIGHT Libraryを使用しています。河原氏・森勢氏をはじめとするSTRAIGHT Libraryの開発に携わった方に感謝申し上げます。
  • v.ConnectはCadenciiのコンポーネントです。Cadencii開発のkbinani氏に感謝申し上げます。
  • UTAUは飴屋/菖蒲氏が製作された歌声合成ツールの名称です。飴屋菖蒲氏に感謝申し上げます。

ライセンス

  • STRAIGHT Libraryのライセンスの詳細が未定であることを受け、製作者の許可のある場合を除いて再配布不可とします。また、STRAIGHT Libraryのライセンスの決定次第では公開を停止する可能性があります。あらかじめ御了承ください。
  • v.Connectのソースコードの著作権は製作者であるHALに帰属します。
  • v.Connectを使用したことで起きたいかなる損害についても製作者は責任を追わないものとします。
  • v.Connectはオープンソースです。詳細はSourceForge内Cadenciiレポジトリをご参照ください。

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最終更新:2009年12月15日 16:02