発表テーマ:商社とスポーツの関わりについて、その現状と今後の展望
このテーマを選択した理由:
①日本(韓国)以外には総合商社という形態は存在しない。
では欧米のグローバル企業と商社ではスポーツの取り扱い方について違いがあるのだろうか?
②独自のプロダクトを持つ企業とそうでない場合のスポーンサードにおけるインセンティブの違い。
有名企業とそうでない企業のスポンサードにおけるインセンティブの違いなど。
③スポーツのもつ国際性と商社の関わりとは?
具体例:
<日本における総合商社>
三菱商事
売上高22兆3,891億円(国内1位。TOYOTA20兆5295億円)
最終利益3,699億円
従業員数6万0095人
総資産10兆9180億円
自己資本比率21.8%
CSR活動として…
・モザンビークにてスポーツ文化支援を行っている
(MCDT(モザール・コミュニティ・ディベロップメント・トラスト:モザール地域発展基金)の活動の一環)
・BMA炭鉱プロジェクト(オーストラリア)
スポーツ団体へ寄付→地域コミュニティとの関係構築
・浦和レッズ・ハートフルサッカーinアジア
浦和レッズ・ハートフルサッカーの趣旨に賛同し、本年度より「浦和レッズ・ハートフルサッカーinアジア」を支援している。
・CPサッカー(脳性麻痺7人制サッカー)を応援
パラリンピックの正式種目であるCPサッカー(Cerebral Palsy Football)を2007年より応援している。
・「2009グリーンリボン・ランニングフェスティバル」に参加
・第14回 ベガルタ仙台サッカースクールを開催
・YMCAチャリティランに社員が参加
三井物産(三井物産HPより引用)
売上高15兆3479億円
最終利益1776億円
従業員数3万9864人
総資産8兆3642億円
自己資本比率22.5%
1、広島東洋カープから新球場のスポンサーシップ業務を受託
業務内容:「新球場において従来の看板広告の設置に加え、商品販売・資材供給権、商標使用・商品化権、ホスピタリティプログラム(特別観戦席の利用)、
プロモーションイベント実施権等、様々な権利を含むスポンサーシッププログラムを開発し、広島東洋カープと共同で販売及び運営を行うというもの」。
これを機にプロスポーツ事業支援ビジネスに本格参入。(08'10,28の記事)
2、ゴールドウィンをメインパートナーとして(水泳の)SPEEDブランドを展開
三井物産とSPEEDがライセンス契約、ゴールドウィンとサブライセンス契約を結んだ。
SPEED社の水着やスイムウェア、ゴーグル、アパレル等の国内展開を三井物産が仲立ちとなって、
ゴールドウィンで開発・製造・販売していく意向。(06'12.15の記事)
3、サッカー用頭部保護具を開発した米ベンチャーへ出資
三井物産がFULL90(フルナインティー)という頭部保護を目的としたヘッドギアの国内独占販売権をゴールドウィンと締結し、
開発源であるフルナインティー社の議決権付優先株式を18,7%獲得。
これによって、アジアにおける独占販売権を獲得、また、中国に製造拠点を設けて量産体制に入った。
将来的には三井物産のもつ海外ネットワークを駆使して、欧州でも販売し、ヘッドガードのNo1を目指す。
ちなみにFULL90はFIFA公認のヘッドギアでアテネオリンピックでは米国、ブラジル、スウェーデンの女子代表の選手が9名着用した。(05'10.31の記事)
伊藤忠商事
売上高12兆0651億円
最終利益1653億円
従業員数5万5431人
総資産5兆1920億円
自己資本比率16.4%
・総合スポーツ誌「Sports Graphic Number」と提携し、総合的なライセンスビジネスに参画
→ファッション業界の広範囲にわたるアイテムのライセンスビジネスの構築(売り上げ予測等はHP参照)
・ナノメディアと提携し、「スポーツ着信音(スポーツの実況中継の着信音)」の配信
・その他、スポーツの動画の配信
・ESPNと提携→あらゆるスポーツを配信 SKY perfecTV!やケーブルテレビ
・アキレスのスポーツブランド「瞬足」とライセンス事業についてパートナーシップを提携
住友商事
売上高10兆7499億円
最終利益2150億円
従業員数7万0755人
総資産7兆0181億円
自己資本比率19.3%
・リトルリーグへの支援→ティーボール大会を開催(CRSの一環)
・Jリーガーによる児童養護施設向けプログラムへの参加(CRSの一環)
・ドクターキッチンは、メタボリック症候群関連分野(内科・糖尿病・循環器・健康スポーツ)の専門医(ベンチャー企業)に出資、経営参画
丸紅
売上高10兆4620億円
最終利益1112億円
従業員数3万0426人
総資産4兆7073億円
自己資本比率12.0%
丸紅アイスホッケー部
丸紅フットウェア メレル(登山靴ブランド)
<海外グローバル企業>
ペプシ
pepsi center
http://www.pepsicenter.com/
NFLスポンサー
NASCAR pepsi 400(カーレース)
IPL(Indian Premier League):インドのクリケットリーグ。スポンサー
コカコーラ(アクエリアス)
コカコーラウェストスポーツパーク(鳥取県立布勢総合運動公園)
http://www.fuse-sportspark.com/
「コカ・コーラ 未来への夢はじめよう。」プロジェクト:スポーツ支援プログラム
JOC/日本コカ・コーラ スポーツ科学基金(通称・アクエリアス基金)
Jリーグオフィシャルスポンサー(日本コカ・コーラ社)
The Coca- Football League(フットボールリーグ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0
NASCAR Coca- Cola 600(カーレース)
ネスレ(パワーバー、ミロ)
ジュビロ磐田
Manchester United Soccer Schools (MUSS) in Dubai. サッカー教室
ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)
MiLB(マイナーリーグベースボール)
P&G
USOC(アメリカオリンピック協会)
NFL
GE(General Electronics)
Olympic Games
The Asean Basketball League (ABL)
LVMH
NYC summer streets 2009
仮説:
商社という性質上、スポーツビジネスにおいても、自社の宣伝のためにチームや大会をスポンサードする必要はないため、
新製品の販売促進やスポンサー探しといった活動をしている。
「金のなる木」としてスポーツに可能性を感じ、会社の事業規模拡大のためにスポーツにも手を出し始めたのではないか?
⇒スポーツそのものを取り扱う代理店と化してきているのではないか?
将来的には国際的な舞台で電通や博報堂のような広告代理店と競合するのではないか?
高倉
また、総合商社という形態をとっているのは先生もおっしゃっていたように日本と韓国のみですが、専門商社という形ではアメリカにも存在するようです。
まだ詳しく調べていないためその事業規模はわかりませんが専門ということはその専門としている業種の事業規模に大きく依存していると考えるのが自然でしょうか。
以上です。(三菱、住友、伊藤忠の項に高倉君が調べてくれた内容をまとめさせていただきました。カトウ)
カトウ
〜中間考察〜
総合商社に関して、現段階では、スポーツを金のなる木というより、むしろ企業イメージの向上として、
CSR活動の一環として行っていることが多いようである。近年CSR活動の重要性が認知されてきている中で、
商社としても直接的な顧客としての消費者がいなくても、クライアント、株主、社員、未来の社員に対するイメージ向上は必要である。
今後の課題
・スポーツをビジネスとして扱っている総合商社はあるのか?どういった内容か?
⇒電話などでの個別取材が必要?
・スポーツビジネス先進国アメリカではどうか?
⇒先述のコングロマリット企業の活動中心に調べる。
スポーツ事業を一括して行っている専門商社はあるのか?
北京オリンピック開催総費用400億ドル(約4兆円)
ロンドンオリンピック開催費用推定93億ポンド(約2兆1千億円)
上記の通り、総合商社の経済規模は非常に大きく(5社合計売上高71兆0,140億円(国内GDPの約15%))、
オリンピックやワールドカップクラスのイベントをも行いうる体力がある。
川上から川下までをキーワードに、全てを統括する存在としての総合商社。
現に総合商社はインフラ整備などに意欲的になってきており、発展途上国でのスポーツイベント開催など面白いのでは?
このテーマを選択した理由:
①日本(韓国)以外には総合商社という形態は存在しない。
では欧米のグローバル企業と商社ではスポーツの取り扱い方について違いがあるのだろうか?
②独自のプロダクトを持つ企業とそうでない場合のスポーンサードにおけるインセンティブの違い。
有名企業とそうでない企業のスポンサードにおけるインセンティブの違いなど。
③スポーツのもつ国際性と商社の関わりとは?
具体例:
<日本における総合商社>
三菱商事
売上高22兆3,891億円(国内1位。TOYOTA20兆5295億円)
最終利益3,699億円
従業員数6万0095人
総資産10兆9180億円
自己資本比率21.8%
CSR活動として…
・モザンビークにてスポーツ文化支援を行っている
(MCDT(モザール・コミュニティ・ディベロップメント・トラスト:モザール地域発展基金)の活動の一環)
・BMA炭鉱プロジェクト(オーストラリア)
スポーツ団体へ寄付→地域コミュニティとの関係構築
・浦和レッズ・ハートフルサッカーinアジア
浦和レッズ・ハートフルサッカーの趣旨に賛同し、本年度より「浦和レッズ・ハートフルサッカーinアジア」を支援している。
・CPサッカー(脳性麻痺7人制サッカー)を応援
パラリンピックの正式種目であるCPサッカー(Cerebral Palsy Football)を2007年より応援している。
・「2009グリーンリボン・ランニングフェスティバル」に参加
・第14回 ベガルタ仙台サッカースクールを開催
・YMCAチャリティランに社員が参加
三井物産(三井物産HPより引用)
売上高15兆3479億円
最終利益1776億円
従業員数3万9864人
総資産8兆3642億円
自己資本比率22.5%
1、広島東洋カープから新球場のスポンサーシップ業務を受託
業務内容:「新球場において従来の看板広告の設置に加え、商品販売・資材供給権、商標使用・商品化権、ホスピタリティプログラム(特別観戦席の利用)、
プロモーションイベント実施権等、様々な権利を含むスポンサーシッププログラムを開発し、広島東洋カープと共同で販売及び運営を行うというもの」。
これを機にプロスポーツ事業支援ビジネスに本格参入。(08'10,28の記事)
2、ゴールドウィンをメインパートナーとして(水泳の)SPEEDブランドを展開
三井物産とSPEEDがライセンス契約、ゴールドウィンとサブライセンス契約を結んだ。
SPEED社の水着やスイムウェア、ゴーグル、アパレル等の国内展開を三井物産が仲立ちとなって、
ゴールドウィンで開発・製造・販売していく意向。(06'12.15の記事)
3、サッカー用頭部保護具を開発した米ベンチャーへ出資
三井物産がFULL90(フルナインティー)という頭部保護を目的としたヘッドギアの国内独占販売権をゴールドウィンと締結し、
開発源であるフルナインティー社の議決権付優先株式を18,7%獲得。
これによって、アジアにおける独占販売権を獲得、また、中国に製造拠点を設けて量産体制に入った。
将来的には三井物産のもつ海外ネットワークを駆使して、欧州でも販売し、ヘッドガードのNo1を目指す。
ちなみにFULL90はFIFA公認のヘッドギアでアテネオリンピックでは米国、ブラジル、スウェーデンの女子代表の選手が9名着用した。(05'10.31の記事)
伊藤忠商事
売上高12兆0651億円
最終利益1653億円
従業員数5万5431人
総資産5兆1920億円
自己資本比率16.4%
・総合スポーツ誌「Sports Graphic Number」と提携し、総合的なライセンスビジネスに参画
→ファッション業界の広範囲にわたるアイテムのライセンスビジネスの構築(売り上げ予測等はHP参照)
・ナノメディアと提携し、「スポーツ着信音(スポーツの実況中継の着信音)」の配信
・その他、スポーツの動画の配信
・ESPNと提携→あらゆるスポーツを配信 SKY perfecTV!やケーブルテレビ
・アキレスのスポーツブランド「瞬足」とライセンス事業についてパートナーシップを提携
住友商事
売上高10兆7499億円
最終利益2150億円
従業員数7万0755人
総資産7兆0181億円
自己資本比率19.3%
・リトルリーグへの支援→ティーボール大会を開催(CRSの一環)
・Jリーガーによる児童養護施設向けプログラムへの参加(CRSの一環)
・ドクターキッチンは、メタボリック症候群関連分野(内科・糖尿病・循環器・健康スポーツ)の専門医(ベンチャー企業)に出資、経営参画
丸紅
売上高10兆4620億円
最終利益1112億円
従業員数3万0426人
総資産4兆7073億円
自己資本比率12.0%
丸紅アイスホッケー部
丸紅フットウェア メレル(登山靴ブランド)
<海外グローバル企業>
ペプシ
pepsi center
http://www.pepsicenter.com/
NFLスポンサー
NASCAR pepsi 400(カーレース)
IPL(Indian Premier League):インドのクリケットリーグ。スポンサー
コカコーラ(アクエリアス)
コカコーラウェストスポーツパーク(鳥取県立布勢総合運動公園)
http://www.fuse-sportspark.com/
「コカ・コーラ 未来への夢はじめよう。」プロジェクト:スポーツ支援プログラム
JOC/日本コカ・コーラ スポーツ科学基金(通称・アクエリアス基金)
Jリーグオフィシャルスポンサー(日本コカ・コーラ社)
The Coca- Football League(フットボールリーグ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0
NASCAR Coca- Cola 600(カーレース)
ネスレ(パワーバー、ミロ)
ジュビロ磐田
Manchester United Soccer Schools (MUSS) in Dubai. サッカー教室
ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)
MiLB(マイナーリーグベースボール)
P&G
USOC(アメリカオリンピック協会)
NFL
GE(General Electronics)
Olympic Games
The Asean Basketball League (ABL)
LVMH
NYC summer streets 2009
仮説:
商社という性質上、スポーツビジネスにおいても、自社の宣伝のためにチームや大会をスポンサードする必要はないため、
新製品の販売促進やスポンサー探しといった活動をしている。
「金のなる木」としてスポーツに可能性を感じ、会社の事業規模拡大のためにスポーツにも手を出し始めたのではないか?
⇒スポーツそのものを取り扱う代理店と化してきているのではないか?
将来的には国際的な舞台で電通や博報堂のような広告代理店と競合するのではないか?
高倉
また、総合商社という形態をとっているのは先生もおっしゃっていたように日本と韓国のみですが、専門商社という形ではアメリカにも存在するようです。
まだ詳しく調べていないためその事業規模はわかりませんが専門ということはその専門としている業種の事業規模に大きく依存していると考えるのが自然でしょうか。
以上です。(三菱、住友、伊藤忠の項に高倉君が調べてくれた内容をまとめさせていただきました。カトウ)
カトウ
〜中間考察〜
総合商社に関して、現段階では、スポーツを金のなる木というより、むしろ企業イメージの向上として、
CSR活動の一環として行っていることが多いようである。近年CSR活動の重要性が認知されてきている中で、
商社としても直接的な顧客としての消費者がいなくても、クライアント、株主、社員、未来の社員に対するイメージ向上は必要である。
今後の課題
・スポーツをビジネスとして扱っている総合商社はあるのか?どういった内容か?
⇒電話などでの個別取材が必要?
・スポーツビジネス先進国アメリカではどうか?
⇒先述のコングロマリット企業の活動中心に調べる。
スポーツ事業を一括して行っている専門商社はあるのか?
北京オリンピック開催総費用400億ドル(約4兆円)
ロンドンオリンピック開催費用推定93億ポンド(約2兆1千億円)
上記の通り、総合商社の経済規模は非常に大きく(5社合計売上高71兆0,140億円(国内GDPの約15%))、
オリンピックやワールドカップクラスのイベントをも行いうる体力がある。
川上から川下までをキーワードに、全てを統括する存在としての総合商社。
現に総合商社はインフラ整備などに意欲的になってきており、発展途上国でのスポーツイベント開催など面白いのでは?
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