Bullet:セットアップ

こちらのページで Bullet Physics が公開されています。


(2023/9/24 現在の最新版のバージョンは 3.25 です。)

Download の所をクリックすると GitHub の中の紹介ページに飛ぶので1階層戻ります。

Bullet Physics SDK の bullet3 の GitHub のリンクを右クリックして、リンクのアドレスをコピーします。

そしていつものように Visual Studio 2022 を起動して起動ウィザードのリポジトリのクローンを選択します。

リポジトリの場所に先ほどの GitHub のリンクのアドレスを貼り付けてクローンボタンを押します。

ソリューションエクスプローラーのフォルダービューをダブルクリックしてリポジトリのクローンを表示します。

メニューの下のツールバーの所にある x64-debug となっている構成設定のプルダウンをクリックして
プルダウンメニューを表示し、構成を管理します...となっている所を選択します。

CMake の設定ページが出てくるので構成の下の+ボタンを押します。
X64-Debug の構成設定は既にあるので X64-Release を選択して選択ボタンを押します。

これでX64(64ビット)の構成設定ができたので次は32ビットの設定をします。
同じく構成ボタンの下の+ボタンを押して X86-Debug を選択して選択ボタンを押します。

最後にまた構成ボタンの下の+ボタンを押して x86-Release を選択して選択ボタンを押します。

CMake の設定ページを閉じます。

CMakeSettings.json* の保存ダイアログが出てくるので保存ボタンを押して保存します。

メニューのビルド、すべてビルドをクリックします。

x64-debug のライブラリとサンプルができました。
構成設定のプルダウンをクリックして X64-Release にします。

メニューのビルド、すべてビルドをクリックします。

X64-Release のライブラリとサンプルができました。
これで64ビットの Bullet Physics のライブラリができたので次は32ビットです。
同様に構成設定のプルダウンをクリックして X86-Debug にします。

メニューのビルド、すべてビルドをクリックします。

X86-Debug のライブラリとサンプルができました。
最後に構成設定のプルダウンをクリックして X86-Release にします。

メニューのビルド、すべてビルドをクリックします。

これで X86-Release のライブラリとサンプルができました。
Ж X86-Release のビルドをすると時々Visual Studio が落ちるようです。
Ж X86-Release の場合はヒープメモリの領域を超えている?のかどうかはわかりません。
Ж 何回か試してビルドが成功した場合は大丈夫です。

サンプルはソリューションのディレクトリ(bullet3)の out\build\x64-Debug\examples\ExampleBrowser にある
App_ExampleBrowser.exe を起動すると各種サンプルが左にあるツリービューから選べるサンプルブラウザーアプリが実行されます。


『これで、君も今日から物理プログラマーだッ!!』m9( ゚Д゚) ドーン




以下は過去の記事
こちらから Bullet Physics をダウンロードします。


2014/5/31現在、bullet-2.82-r2704.zip が最新です。

bullet-2.82-r2704.zip を解凍します。
VisualStudio用のプロジェクトが無いので作成しなければなりません。

こちらからCMakeをダウンロードします。


2014/5/31現在、cmake-2.8.12.2-win32-x86.exe が最新です。

cmake-2.8.12.2-win32-x86.exe を実行してインストールします。

cmake-gui.exe を起動します。

“Where is the source code:” にzipを展開したbulletフォルダ
“Where to build the binaries:”にVSプロジェクトの生成場所
(zipを展開したbulletフォルダ)で良い
[Configure]ボタンでVisualStudio11を選択、環境設定項目が表示される
“INSTALL_LIBS”をON includeとlibファイルの生成(OFFだとDemoのみ)
“USE_DX11″はD3DX11を使用しているのでOFF
[Generate]ボタンでVS2012プロジェクト生成

作成された BULLET_PHYSICS.sln を開いて INSTALL プロジェクトだけを Debug と
Release でビルドします。
その際、エラーが出ますが、一応libが作成されているので良しとします。
Demos フォルダにデモが作成されているので色々試してみましょう。

最終更新:2023年09月24日 22:38