ODE:セットアップ

Open Dynamics Engine
http://www.ode.org/

Open Dynamics Engine の場合は GitHub ではなく Bitbucket ですが、Visual Studio の場合は同じやり方で
リポジトリをクローンできます。
(2023/9/24 現在の最新版のバージョンは 0.16.4 です。)

Get the source code from BitBucket. となっている所を右クリックして、Bitbucket のリポジトリアドレスをコピーしたら
いつものようにVisual Studio 2022 でリポジトリをクローンしてコンパイルするだけです。

GitHub のリポジトリをクローンしてコンパイルする方法は OpenGLプログラミングメモの別ページで新たに作りますのでそちらを参考にして下さい。

サンプルはソリューションのディレクトリ(ode)の out\build\x64-Debug にあります。

demo_basket.exe を起動してみた所です。

色々なサンプルを実行してみると、どんな事ができるのかわかりますね。

『これで、君も今日から物理プログラマーだッ!!』m9( ゚Д゚) ドーン


以下は過去記事
Open Dynamics Engine の公式ページ


の、download ページの Get it here. をクリックします。
すると以下のページになるので最新版の ODE をダウンロードします。


2014/5/12現在、ode-0.13 が最新です。
ode-0.13.tar.bz2 (2.0 MB) をダウンロードし、解凍します。
解凍したら ode-0.13 フォルダを C:\ に移動させます。

コマンドプロンプトを起動し、以下のコードをコピーアンドペーストして
Enter キーで実行して下さい。

cd c:\ode-0.13\build

更に、次のコードを実行します。

premake4 --with-demos --with-libccd --only-double --only-static vs2010

すると build フォルダに vs2010 というフォルダが出来ているのでその中の

c:\ode-0.13\build\vs2010\ode.sln

を、Visual C++ 2012 Express Edition で起動します。
すると変換ウィザードが起動するので変換して下さい。
ソリューションをビルドします。

c:\ode-0.13\lib\Debug

に、サンプルプログラムが作成されているので色々試してみましょう。
c:\ode-0.13\build\vs2010\ode.sln をDebug構成とRelease 構成でコンパイルします。
drawstuffd.libとdrawstuff.libが出来ています。
DebugDoubleDLL、DebugDoubleLib、ReleaseDoubleDLL、ReleaseDoubleLibで、
それぞれコンパイルします。
すると必要なライブラリが出来上がります。

drawstuffを使う場合は以下のようにします。(当サイトでは基本、使いませんが)
Debug構成のプロジェクトのプロパティ
[リンカー][追加の依存ファイル]
ode_doubled.lib
drawstuffd.res
drawstuffd.lib
opengl32.lib
glu32.lib
[C/C++][プリプロセッサ][プリプロセッサの定義]
WIN32;_DEBUG;_LIB;dDOUBLE;%(PreprocessorDefinitions)

Release構成のプロジェクトのプロパティ
[リンカー][追加の依存ファイル]
ode_double.lib
drawstuff.res
drawstuff.lib
opengl32.lib
glu32.lib
[C/C++][プリプロセッサ][プリプロセッサの定義]
WIN32;_LIB;dDOUBLE;%(PreprocessorDefinitions)




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最終更新:2023年09月24日 22:27
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