ドラえもん・のび太のポケモンストーリー@wiki

バトエン その3

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akakami

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社長
ミュウツー、★150
ミュウツー、★150
ミュウツー、★150
スピアー、◆100
バタフリー、◆100
モルフォン、●110


のび太
ユンゲラー、◆100
キャタピー、●50
ストライク、★110
キングラー、●120
ピジョット、★130
ラッキー、◆200


「なめてんのか! 進化前が2匹、そのうち1匹がキャタピーだと?」
「せいぜい吠えてな…こいつはミュウツーを倒す切札だよ」
「面白い、なら俺はミュウツー3匹で相手してやろうか?
まあそれでも負けんがなー!」
「後悔させてやる…」
デュエル!



バトル形式:ダブルバトル

「ワハハハハハ!! ミュウツー2匹!!すごいぞーかっこいいぞー」
「ユンゲラー、キャタピー」
ミュウツー★&ミュウツー★vsキャタピー●&ユンゲラー◆

「先攻はやるよ、どうせミュウツーは敗れないさ」
「お言葉に甘えよう。ペンシルロール!」
ユンゲラーのかなしばり! ★は1ターン行動停止!
「チィ…面倒な……」
「さらにキャタピー、ペンシルロール!」
キャタピーのいとをはく!★は1ターン行動停止!
「何!?」
「…馬鹿、のび太に先攻をやると負ける、これは鉄則だってのに…」
ジャイアンがのび太の闘いを見ながら呟いた。
覚えているだろうか。のび太はバトルの時「必ず先攻の時は勝っていた」ということを。



「糞!2ターン行動停止とは……やってくれる」
ミュウツー1は行動できない!
ミュウツー2は行動できない!
「僕のターン、ユンゲラー、ペンシルロール!」
ユンゲラーのサイケこうせん!全体に30のダメージ!
ミュウツー★120×2
「さらにキャタピー、ロール!」
キャタピーのいとをはく!
ミュウツーは行動停止!
「お、おのれ……
おのれええええええええ」
「君の敗因、それはタイプが一種類しかないミュウツーで固めた事さ」
ミュウツーは動けない!
「かなしばりでは交代も出来ない。
さらにかなしばりは六面のうち、キャタピーには3つ、ユンゲラーには2つある。
つまり約半分の確率でかなしばりが発動するのさ」



のび太のターン!
ユンゲラーのかなしばり!
キャタピーのいとをはく!
社長のターン!
ミュウツーはあと3ターン動けない!
ミュウツーはあと3ターン動けない!
のび太のターン!
ユンゲラーのかなしばり!
キャタピーのたいあたり!
★に20のダメージ!
ミュウツー★、100×2
社長のターン!
ミュウツーは動けない!




社長のターン!
ミュウツーは10ターン動けない!

「そろそろいいかな…」



「キャタピー、ユンゲラー、交替だ
ストライク、ピジョット!」
社長のターン!
ミュウツーはあと9ターン動けない!
「……おの……れぇ」
「いけ!ストライク、ペンシルロール!」
ストライクのきりさく! 全体に80のダメージ!
ミュウツー×2は倒れた!
「ミュウツーが…神が…あんな害虫と狐に……ぜ…ぜん……めつめつめつ」
「最後のミュウツーを出せ!
残りの虫は使わない約束だろ!」
社長の最後のエンピツ、ミュウツーが現れた。
「初めての俺のターン!ロール!」
ミュウツーのサイコキネシス!
全体に100のダメージ!
「つ、強い…」



「ハハハハハ、その鳥とカマキリ、もう瀕死だなw
所詮ミュウツーには勝てないのだwww」
ストライク★、10
ピジョット●、30
「まだだ!僕のターン」
ストライクの影分身!相手の攻撃を一回無効にできる!
ピジョットのかぜおこし!●に50のダメージ!
「プwwwノーダメwwwww
ミュウツー!」
ミュウツーのサイコキネシス!
全体に100のダメージ!
ピジョットは倒れた
「行け!ラッキー
ペンシルロール!」
ラッキーのたまごうみ!★は体力+50!
ストライクの影分身!相手の攻撃を一回無効にできる!
「馬鹿wwwミュウツーまで体力回復しやがったぜwwww」
ミュウツー★、200
「脅威の体力!攻撃力!素晴らしい力だ!」
ミュウツーのサイコキネシス!全体に100のダメージ!



ラッキー◆、100&ストライク★、60vsミュウツー★、200


「僕のターン、ペンシルロール!」
ストライクのきりさく!★に50のダメージ!
ラッキーのたまごうみ!★は体力50回復!
「プwwww無意味www
俺のターン!」
ミュウツーのリフレクター!1回だけダメージを半減!
「まずいぞ…のび太が圧倒的に不利だ……」
「のび太さんは負けないわよ」
バトルの最中、外側からジャイアンとしずかが観戦している。
ハンディがあっても、威力半減はかなりきつい。
さらに、のび太のデッキはパンチ力不足だ。
致命傷を与えるのは難しい。



ラッキー◆、100&ストライク★、110vsミュウツー★、150

「ストライク、交替だ!
キングラー出てこい!」
「そんな蟹で倒せたらハナダの洞窟はいらないんだよ!」

ラッキーのはたく!★に10のダメージ!
キングラー●、120&ラッキー◆、100vsミュウツー★、145
「俺のターン!逝け!」
ミュウツーのサイコキネシス!全体に100のダメージ!
ラッキーは倒れた…
「ユリゲラー!そしてペンシルロール!」
ユリゲラーのかなしばり!ミュウツーは1ターン行動停止!
キングラーのはさむ!●に40のダメージ!
「チ…またこれか……鬱陶しいわ!」



のび太のターン!
ユリゲラーのかなしばり!
キングラーのはさむ!
:
:
:
「いつまで続く気だ!しかもキングラーの攻撃は当たらねえ、ユリゲラーはかなしばりばかり!」
ジャイアンが悪態をついた。
彼はノロノロダラダラしているのが大嫌いなのだ。
「目で見るのではない。察しろ」
「し、しずちゃん……
!分かったぞ!あいつの狙いが!」


「僕のターン!ペンシルロール!」
ユリゲラーのサイコキネシス!◆に40のダメージ!
「ワハハハハハ、とうとう外したか!!」
「まだ僕のターンは終わってないぜ!」
キングラーの……ハサミギロチン!★を一撃で倒す!ミュウツーは倒れた…
「は、ハサミギロチンだとお!?」



「ハサミギロチンって事は……まさか……」
「のび太さんの勝ちよ」


「ば……馬鹿なっ この俺が……」
がくりと膝を折る社長。のび太は優しく声をかけてあげた。
「君の敗因は何か分かるかい?」


「俺の敗因……それは……」
しばらく考えた後に、社長が口を開いた。
「バトエンとの信頼……ミュウツーに頼りきっていたからだ」
のび太はその答えを聞き、微笑みかけた。
「所詮人から奪ったエンピツじゃ勝利は掴めない……いい勉強になったよ」
社長はミュウツーのエンピツをのび太に手渡し、退場した。
のび太、1ポイントGet!
戦利品:ミュウツー★、150


「……君は一つ勘違いしている。
君の敗因…それは――



弱いからだよ」
のび太はジャイアン達の元へと向かった。



「ジャイアン!」
「おお、のび太か。お前の試合、見てたぜ」
ジャイアンは誰かの試合を見ているようだ。
「あれ、だれ?」
「あれって……良く見てみろ!」
のび太はズレた眼鏡を直し、試合をしている両者を見た。
「片方は……誰だ?もう片方は……!!」
のび太は一瞬目を疑った。
その試合状況を見ていると、片方の人が圧倒的有利だという事は分かる。
しかし、のび太の驚きの的はそこではない。
見知らぬ対戦者の相手である。
それは見当もつかないような人間だった。

「な、なんでここにいるんだ……先生!!」



「ケンタロスの突進、君のカイロスを撃破だ」
「くッ糞! こんな定年近いオッサンに……
フーディンのサイコキネシス!」
「なら私はここでサポケシを使おう。ロール!
マルマインの大爆発、フィールド上のポケモンは全滅だ」


「な…先生がバトエンをやるなんて…
しかも一回しか使えないサポケシを
体力を回復する初心者から上級者向けのラッキーに対し、
八分の一の確率で全滅を狙う玄人向けのマルマインを使うなんて……」
のび太は驚愕した。
あの硬派な先生が。
こんなCHARACHARAしたバトエンをやるなんて……
思いもしなかった事だ



結果、先生は1匹を残し、大爆発によって相手のバトエンは全滅したのだった。
「ち、ちくしょ~!」
相手は、先生にカイロスを渡し、東京ドームを去った。
「フン、今更カイロスなんぞ貰ったところでなんも変わらんわ。
私が今欲しいのは……そう、伝説のバトエン『ミュウツー』だ。
あれさえあれば私の最強のデッキが完成……」


「ジャ、ジャイアン!先生なんであんなにバトエン詳しいんだよ!
なんか玄人ぶってるし!」
「お、俺が知ってる事を全て話すぜ。
先生は一ヶ月前、出木杉と勝負したんだ。これはお前も知ってるな?」



「その後、先生は憤怒したんだ。
余程生徒に勝負事で負けたのが悔しかったんだろうな。
授業中、出木杉が手を挙げてる時はわざと違う人を指したり、
テストの時、出木杉がエンピツを落としたから手を挙げてるのに見ぬ振りをしたり……
お前は授業中はデッキ作りに忙しかったからわからんと思うが……」
いわゆるいじめである。
先生も酷い事をする。
「そ、それで?」
「あぁ、先生はそんなふうに出木杉に復讐した。
だけど出木杉はめげなかった。
授業中は手を挙げずに発表したり、試験中はエンピツを3本持って来たり…」



「そしたら先生も、出木杉に復讐するには勝負に勝つしか方法はないと考えたんだ。
先生は、授業中実はバトエンのコレクション本を見ていたり、
こっそり給食費を財布に入れてた。 まあその足りない給食費は出木杉に請求してあるんだろうな。
それから今に至るって事よ」
あまりにも酷い。教師失格では。
「つまり、先生はこの大会で、出木杉と戦うためにいるって事だね」
「まあそういう事だ。 先生は出木杉に恐らく勝てない。
公衆の面前で恥描くだけだ。
頼む、先生を止めてくれ!のび太!」
「わかった。先生……早まったらいけない……p」



「ようし、俺もそろそろバトるぜ!」
小太り少年ジャイアンは吠える。
彼のバトエンの実力は、中の下。
☆でいうと☆6つ程度だろう。
普段の彼の戦法はとにかくゴリ押し。
六面の全てがアタックマスまたは休み。
補助効果はほとんど使わない。

「そう、今までの俺はそうだった……
とりあえずアタックマスがあるエンピツを選んできてた……
だが今は違う!今回のパーティは、史上最強の軍団だ!」
「そのわりにはバスで他の人に負けて……」

ジャイアンの鉄拳がのび太の顔にめり込んだのは、この一秒後の話。



「ん?なんかあっちが騒がしいな……」
向こうの方に人だかりが出来ているのを見つけたジャイアン。
ジャイアンはそちらの方に走っていった。


「キャーすごーい」
「エンピツが曲がってるぜ!」
「凄いマジックねー」
「マジックではなく、超能力ですよ…」

「なんだあいつ!エンピツくにゃくにゃ曲げてる……
!あいつの曲げているエンピツはバトエン!
あいつもエンペラーか!」

エンペラーとは!エンピツ使いをカッコよく言っただけ。
決して皇帝ではない。ジャイアン命名。


「やいお前!俺と勝負しやがれ!」
「んっふ……いいでしょう」



ジャイアン
カイリキー◆、130
カイリキー◆、130
サワムラー★、125
エビワラー★、120
ゴーリキー●、110
カブトプス●、135


コイヅミ
スリーパー★、125
スリーパー★、125
スリーパー★、125
ルージュラ●、120
ルージュラ●、120
ルージュラ●、120


「のび太は……まだのびてやがる……
あいつのアドバイスなしてやるのか……
だが俺は勝つ!」

ジャイアンの初戦が始まった。


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