ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣
データ
- 任天堂:2009年10月20日配信(Wii)/2012年08月01配信(3DS)
- 任天堂:1990年04月20日発売
- ジャンル:SLG
- プレイ人数:1人
- コントローラ:GC・クラコン・リモコン
- 使用ブロック数
- Wii: 14(-)
- 3DS: -(-)
概要
- キャンペーン型シミュレーションゲームで、ファイアーエムブレムシリーズの1作目。
- 事実上本作をきっかけにして「シミュレーションRPG」というジャンルが生まれたといっても過言ではない。
- ファミコンウォーズからの流れも多少あるものの、ファミコンソフトにおいてRPG風のファンタジー世界を舞台にしたストーリー重視のSLGというコンセプトは非常に斬新で、発売当初こそ全く受け入れられなかったものの、じわじわと口コミでファンを増やしていった。
- 特徴的な要素としてはいわゆる『生産』が無く「キャラクターが死んだらそれっきり」というユニット使い捨てのできないシステムである。クラスで大まかな能力こそ把握できるものの、同じクラスのユニットでもキャラクターが違えば成長率や得意分野が異なる。そのためユニットを十把一絡げに扱う事はできなくなっている。
また、「特定の敵キャラクターを特定のキャラで説得する事で仲間にする」というものも印象深い。説得を成功させるためには各キャラクターの性格や人間関係を把握しておく事が重要となっている。そのためにもユニットをむやみに殺させるわけにはいかない。
これらのシステムによってプレイヤーは自然と「ただの駒」であるはずのユニット達に思い入れや愛着を持つことができるようになっている。 - そんな内容のため、多くのプレイヤーは一人の死亡者も出さず、全てのキャラを仲間をするという所謂「パーフェクトプレイ」を目指すようになった。必然的にリセットの回数も増えるわけで…ここで初めてプレイヤーはテレビCMで歌われている「ファイアーエムブレム 手強いシミュレーション♪」の本当の意味を知る事になるw
- ちなみに近年では逆に「プレイヤーのミスで仲間が死んでもリセットをしない」というプレイスタイルも見直されてきている。
- 本作のキャラクター達は現在でも人気が高く、今でも多数の熱狂的ファンを抱えている。それを特に感じさせるのは数多く存在する二次創作だったりエ(検閲)人誌だったりする。
裏技
CM
ファイアーエムブレム 手強いシミュレーション
他作品との関連
- 基本的にどの作品からプレイしても楽しめるようになっている。
- 世界観を共有しているのは、「暗黒竜と光の剣」「外伝」「紋章の謎」「BSファイアーエムブレム アカネイア戦記」
- 「聖戦の系譜」や、GBAシリーズ、wiiでの最新作「暁の女神」などとは完全に独立した世界観となっている。
- 主人公のマルスは「大乱闘スマッシュブラザーズDX」(GC)以降のスマブラシリーズでプレイヤーキャラとして登場している。
- VCで配信されているソフト
- ファイアーエムブレム 外伝(FC)
- ファイアーエムブレム 紋章の謎(SFC)
- ファイアーエムブレム 聖戦の系譜(SFC)
- ファイアーエムブレム トラキア776(SFC)
- VC配信が期待されるソフト
- BSファイアーエムブレム アカネイア戦記(SFC:サテラビュー)
- 現在入手できる中でお勧めソフト
- ファイアーエムブレム 暁の女神(wii)
- 大乱闘スマッシュブラザーズX(wii)
- 本作の主人公マルスがプレイヤーキャラとして使用できる。
- ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣(DS)
- 本作のリメイク。オリジナルに比べ大幅な改変があるため賛否両論はあるが
単体でのゲームバランスは良好で遊びやすい。
- 本作のリメイク。オリジナルに比べ大幅な改変があるため賛否両論はあるが
- ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~(DS)