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ワンダーモモ(アーケード版)

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ワンダーモモ

データ

  • バンダイナムコゲームス:2009年06月16日配信
  • ナムコ:1987年2月稼動開始
  • ジャンル:ACT
  • 使用基板:SYSTEM86
  • プレイ人数:1人~2人(交互プレイ)
  • コントローラ:GC・クラコン
  • 使用ブロック数:30


概要

横視点のアクションゲーム。ゲーム的に見たときの様々な不都合を「ヒロインの可愛さ」のみで一点突破した潔さが特徴w

ナムコは昔からキャラクター作りに定評があるが、本作はそのセンスを「突撃!ヒューマン!!」のようなヒーローショー的な世界観という形で発揮している。
また今では珍しくもなくなってしまったが、主人公が美少女ヒロインという設定は当時としては非常に尖っていた。キャラクター自体は「宇宙刑事シャイダー」のアニーあたりからの発想だと思われるが(回転して変身のくだりと変身時のネーミングは恐らくアメコミヒロインの『ワンダーウーマン』か)、そのあまりにもぶっ飛んだセンスぶりに、一部では「ナムコがとうとうおかしくなった」とまで言われた。それほどまでに、当時の硬派なナムコファンたちにとって、本作はいろんな意味で衝撃的だったわけなのだ。当時のナムコは妙に特撮ヒーローをゲームで再現しようとしていたが、本作を経由して「超絶倫人ベラボーマン」等の源平プロ作品にそのセンスは受け継がれている。

ゲーム内容は…ナムコ作品にしてはやや練り込み不足な点が目立つ。慣性ゆえに動きが制御しづらいキャラクターの周囲に群がる大量の敵を、特撮ヒロインというカラーとは裏腹に慎重にさばいていかなくてはならない。しかしこの作品のファンの中には操作性の理不尽さも含めて「ワンダーモモ」なんだ、という人たちがいるのもまた事実。
まあどっちにせよ、本作に関しては「細けぇこたぁいいんだよ!」で済む些細な問題でしかないし、「ギャルゲー=女の子のかわいさ>ゲーム性」という公式を当てはめれば、むしろ、本作を単なるアクションゲームとするよりも、ヒロインのかわいさとパンチラを楽しむアーケードギャルゲーとでも言った方がしっくりくるのではなかろうかw

ストーリー

小劇場ナムコシアターでは人気アイドル「神田桃」主演のヒーローショーが開催されようとしていた。
観客席には子供たちだけでなく彼女目当てのカメラ小僧が沢山集まり開演を待っている。
地球の平和を守るため、惑星ロリコットからやってきた女の子「モモ」が愛の戦士に変身して悪者を懲らしめる。
その名は「ワンダーモモ」……これより開演です!

ゲーム内容

  • 主人公モモを操作して悪の怪人軍団ワルデモンをこらしめる事が目的。
    • 次々と現れる敵をキック攻撃で倒していき、各ステージ毎に存在するボス怪人を倒す事でステージクリアとなる。
  • 1話4面構成となっており、全4話16ステージのストーリー仕立てになっている。


操作方法

  • レバー……左右移動・しゃがみ・キャラの向きの変更
    • 左右移動に関して「振り向く時には必ず正面を挟む」とよく言われているが、これは誤りで、向きたい方向にレバーを長めに入力するだけで振り向くようになっている。
    • ただ、振り向くと同時に歩き出すので敵に衝突しやすく、とっさの対応も取りにくくなるため、「レバーを横にすばやく2度入れ正面を経由して振り向くことで、振り向く際の隙を極力減らす」というのが正しい。
      • 事実、PS版「ナムコミュージアムアンコール」に移植された際の説明書には「背中側に長めに十字キーの横を入れる」と記載されているのだが、この辺りは、AC版のインストラクションカードには明記されていなかったため、独特の操作感と相まって、多くのプレイヤーが難儀した。

  • アタックボタンでキック攻撃
    • 本作には「左右」「正面」の三方向にキャラクターが向きを変える。キャラの向きによってキック攻撃の種類も変化する
      • ハイキック…横向き時。リーチが短い。
      • ローキック…横向きしゃがみ時。リーチが長く連射可。
      • 開脚キック…正面しゃがみ時。左右同時攻撃。隙がでかく硬直が長い。
      • 開脚ジャンプキック…正面向きジャンプ中。連打が利く。アタックボタンを押しっぱなしにすると、モモの左足(舞台上手側の足)にのみ、多段ヒット判定が発生する。右足を当てるとダメージモーションになってしまい、ダメージは与えられるが多段ヒットしない。
      • ワンダー稲妻キック…横向きジャンプ中にレバー横+アタックボタン。通常威力の2倍の横キックが出せるが、レバー横を入れると同時にキャラクターが横方向に動くため非常に当てづらい。よって使う価値はあまりない。

  • バイタルゲージ
    • モモの体力を示すメーター。ゼロになった時点でゲームオーバー。回復アイテムを取るか、ステージクリアで回復。それ以外の回復手段はない。

  • ワンダーゲージ
    • モモのワンダーパワーを示すゲージ。敵を倒すと少しずつ上昇し、一定量の時に変身アクションを取ることでワンダーモモに変身できる。その後、時間と共に減少し、0になると変身が解けてしまう。上昇の条件は変身前に敵を倒すことのみ。変身方法は、正面向きでアタックボタンを連打するか、時折飛んでくる「つむじ風」に入ること。後者の方が隙なく安全に変身できる。変身するタイミングを掴む事が攻略への近道。

  • 変身時の効果
    • 攻撃力・防御力・ジャンプ力2倍にUP。カメラ小僧のフラッシュ攻撃を無効化。ダメージを受けて転倒した際の復帰時間が短くなる。必殺技が使えるようになる
    • ワンダーリング……変身時に最初から持っているフラフープのような武器を投げて攻撃する。雑魚敵を貫通する。画面外に出すと一定時間戻ってこなくなる。逆方向へレバーを入れて攻撃ボタンを押すと戻ってくる。何度でも往復可能。
    • なお、厳密には画面外ではなく「舞台袖の奥」に入ってしまうことで手元から離れてしまう。このため、部隊袖から離れた場所から投げたリングが画面から消えても、舞台袖に入る前ならば前述のコマンド入力はきちんと受け付けられる。
    • ワンダーショット……青+クリーム色のカプセルで発動。ワンダーリングの代わりにショットを撃つ事ができるようになる。時間は無制限。
    • ワンダータイフーン…青+黄色の専用カプセルで発動。一定時間その場で高速回転しながら左右にワンダーショットを乱射する最大の必殺技。使用中は完全無敵でゲージ消費も無し。

裏技

よっ、ももや!

  • つむじ風に入った直後にジャンプすると空中で回転し、「よっももや!」の掛け声と共に5000点ボーナスが入る。通称ももやボーナス。ジャンプの高さが足りないと着地して通常変身になってしまうため、確実に狙うにはハイジャンプしながらつむじ風に入る必要がある。画面端から出てきた直後、空から降りてくる途中のつむじ風に真下からジャンプして入るとやりやすい。


紹介映像


他作品との関連


  • 関連するアーケード作品
    • THE IDOLM@STER(AC)
      • 主人公モモを演じる「神田桃」をプロデュースしていた人物が
        765プロの社長(初代)であるといった裏設定が存在する

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