けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

レポート

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mioritsu

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だれでも歓迎! 編集

五月ももう終わり。
大学生活もだいぶ、慣れてきた。

大学になると定期試験なんて物より厄介な代物が襲って来た。

レポート。

今までは澪に頼り‥ムギに頼り‥和に頼り‥
と、のんべんだらりとやってきたが。
新しい大学生活となるとそうはいかない。
和は大学違うし‥ムギは受験勉強に没頭する憂ちゃんに代わり唯に付きっ切りだし。
そうなると…頼るべきは一人しか居ない!!

私の恋人、秋山澪。

今までも、なんだかんだ言いながら面倒見てくれた。
私だって、やれる事はやってきた。

私は、澪に助けを求めた。
学生寮だろうが、合鍵持ってりゃこっちのモンだ。
まぁ「律は大学に入っても、心配でしょうがないからな」とか言って。
澪が渡してきたんだけど。

・・・が。実際、最初のレポートは要領を抑えればどうってコトはなかった。
高校時代に澪が叩き込んでくれた勉強の成果かなー、とか思ったりして。
ま、本格的になればこんなモンじゃないんだろーな、と思いつつ。

私は、夜。
澪の部屋に忍び込んだ。



トッ

「…律?」
私が不用意に立てた足音に澪が気付いた。
「‥ちぇっ」
私は、澪の前に姿を現した。
「レポート、だろ?」
澪がやれやれ、とノートをぱたん、と畳んだ。
「んー?」
私は、澪の背後に忍び寄り

ばっ

レポートを済ませたノートを、見開いて見せた。
「…」
澪は、唖然とした。
「…出来てるじゃん」
「だろー?」
私は得意満面で澪の顔を除いた。
「まったく…」
澪は、私のノートを奪い、テーブルに伏せ
「律は、やればできるんだよな」
私の腕を引いた。
「おわぁっ!」
私は声を上げ、澪に引き寄せられた。
「やれば…、ね」
澪の目が、座っていた。
「で、出来るさ!そりゃあ!はははー!」
私は笑ったが、後の祭りだった。


「‥ごほうび、あげよっか?」


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