けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

14日の土曜日

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mioritsu

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14日の26時。

私は、恋人の腕の中に居た。

「りつ…」
「…ん?」
「……」
私は、腕の主に無言で張り付いた。

律の胸は、あたたかい。
「どうした?」
「……」
私は、律の胸に張り付いたまま
「んん…」
なんでもないよ、と返事をした。



私は、怖がり。

昨日、克服しようとしたけど、ダメだった。

私が弱いのか。

律が、優しいのが悪いのか。



色々考えてみるけど。
律の腕に抱かれてると、どうでも良くなる。

律の腕は、あったかいから。
律の胸は、あったかいから。

律は、話し掛けてきた。
「澪」
「なに?」
「…泣かなくなったな!」
律は私の頭をよしよし、と撫でた。

「…うん」
私は、律と一緒に居て眼に涙は溜めても、零す事は無くなった。

「律…」
私は、胸に向かって語り掛ける。

「…なに?」
律は、私のつむじに向かって語り掛ける。

「…………だいすき」
私は、律の胸の中で、囁いた。

「…………」
律は、無言で私をぎゅうっ、と抱き締めた。


…わたしも、だいすき


律の心の声が、聞こえた気がした。


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