律「げげっ!雨降ってるし!!」
澪「傘持って来てないのか?」
律「朝晴れてたし、いらないかな~って思ったんだけどなぁ…」
澪「天気予報くらいちゃんと見ろ!!」
律「へへっ、面目ない。」
澪「まったく…で、どうするんだ?」
律「う~ん…どうしよう…」
澪「……」
律「うーむ」
澪「…今日、泊まっていく?」
律「えっ!良いの?」
澪「明日は休みだし、一日位なら。」
律「流石澪しゃん!あ、でも着替えが…」
澪「私の貸すよ、Tシャツとズボンなら入ると思うし。」
律「よし、お言葉に甘えようかな!」
澪「じゃあ、親に律が泊まるって伝えてくる。」
律「はいよー」
澪「泊まっても良いってさ、ご飯少し時間かかるって。」
澪「律の方は大丈夫か?」
律「うん、澪の所って言ったらすぐにOKでたよ、『迷惑かけるな!』だってさ。」
澪「律だからなぁ…」
律「おい!いや、でも何から何まで申し訳ないよなぁ…」
澪「気にしなくて良いよ、だって久しぶりだろ?」
律「なにが?」
澪「その…二人だけで泊まるの……///」
律「あ…///」
律「…って、親がいるじゃん?」
澪「……」ムッ
律「あれ?澪しゃん?」
澪「……」プイ
律「ど、どうしたんだよ!いきなりなに怒ってるんだよ!!」アセアセ
澪「律…最近そんなのばっかりだもん。」
澪「軽音部の皆と一緒にいる時間が多くなったから、二人だけの時間を大切にしたいのに…」
澪「律は、私のこと茶化してばっかりで…不安になっちゃうよ……」
律「澪…」
律「ごめんな、つい気恥ずかしくて茶化しちゃってるけど…」
律「澪の事…ちゃんと、好き…だから。」
澪「…ホント?」
律「ホントだよ!今日だって傘借りて帰ろうかと思ったけど、澪と一緒に居たかったから悩んでるフリしてたんだ!」
澪「そうなんだ…///」
律「う、うん…///」
律「澪はどう思ってたの…?」
澪「わ…私は…///その…律が泊まる前提で考えてたから…傘とか思い浮かばなかった…///」
律「そ…そっか///」
澪「うん…///」
澪「///」
律「///」
律「…だぁー!何だこの空気は!!腹減ったぞ!飯はまだか!!///」
澪ママ「あらあら、待たせちゃってごめんなさいね?ご飯できてるわよ~」
律「」ビクッ
澪「あ、マ…お母さんすぐに行くね。」
澪ママ「りっちゃんが泊まるって言うから腕によりをかけて作ったのよ!早く食べにきてね。」
律「え、あ、はい!ありがとうございます!」
澪「えーと…」
律「…まさか聞かれてないよな?」
澪「ははっ、大丈夫じゃないかな…多分。」
律「まぁ、いいやご飯食べにいこうか。」
澪「そうだな。」
澪ママ「それにしても、りっちゃんとご飯食べるのも久しぶりね~」
律「そうですね~最近部活とかで中々泊まりにこれないですからね。」
澪「皆といる時間長いしね、でももっと遊びに来ても良いのに。」
澪パパ「そうそう、遠慮なんか必要ないんだよ?りっちゃんはもう家族みたいなものだしなぁ。」
律「えへへ、ありがとうございます。」
澪パパ「澪なんていつも律が、律が、っていってるしな、いっそ澪の事貰ってくれるか?なんてな!」ハッハッハ
律「んなっ!?///」
澪ママ「りっちゃんなら、澪ちゃんの事まかせられそうねぇ。」マジマジ
澪「ちょっと、パパもママも何言ってるの!///」
律「思いっきり、パパとママって呼んでるな。」
澪「お父さん!お母さん!///」
澪パパ「ははは、冗談だよ冗談、でもまんざらじゃなさそうだね?」
澪「うー…///」
澪ママ「ほらほらお父さん澪をいじめるのはよしなさい、りっちゃんご飯おいしかった?」
律「とってもおいしかったです、それに久々にお二人とお話しできて楽しかったです!」
澪パパ「やっぱりりっちゃんがいると食卓が明るくなるなぁ、またご飯食べにおいで。」
律「勿論です!」
澪ママ「じゃあ、お風呂沸かしてあるからりっちゃんお先にどうぞ。」
律「あ、食器の片づけ位は…」
澪ママ「良いのよ、りっちゃんはお客さんだから!ゆっくりしていって。」
律「ありがとうございます…じゃあ、お風呂お借りしますね。」
澪「私、着替え用の服とってくるよ。」
律「おう、よろしく~」
澪「じゃあ、Tシャツとズボンとバスタオル置いとくから。」
律「はぁー…」
澪「なんだよ、溜息なんかついて。」
律「いや、どうせなら一緒に入りたかったなぁ…って。」
澪「なっ!///た、確かに入りたいけど…親いるし…」
律「むーしょうがない、また今度まで我慢するかぁー」
澪「…今度は一緒に入ろうね?」
律「お、おう!勿論!!///」
澪「じゃあ、部屋で待ってるから。」
律「ほーい、ちゃっちゃと入ってすぐにあがるぜ!」
澪「そこはしっかり入ってこい!」ゴチン
律「あいたぁ!じゃあ、早く部屋に行った行った!!恥ずかしくて服が脱げん!」
澪「……!!」ピコーン!
律「…あのー澪さん?」
澪「なに?」ニヤニヤ
律「恥ずかしくて、服が脱げないんですけど?」
澪「そう?私は恥ずかしくないよ、さぁ早く脱いで!」ジー
律「見る側だしね…って、そんなに見るな!///」
澪「私が嫌がっても見るだろ!いつもの仕返しだ、さぁ早くその可愛い体を見せるんだ!」ジー!
律「うぅー…澪は胸も大きいしスタイル良いから見たくなっちゃうんだ!色気のありすぎる澪が悪いんだ!!」
澪「律だって…スタイル良いよ?胸は、そんなに大きくないけど、引き締まったウェストとか。」
澪「シュッと流れるようなボディーラインは健康的なHさがあって非常にそそるものが…」
律「分かったから///嬉しいけど恥ずかしい!もうやめて!!」
澪「じゃあ…そろそろ見せてよ?いつも私の裸を…その……///」
律「そこで照れられると、余計に恥ずかしいんだけど…///」
澪「良いから早く脱げ!///」ゴチン!
律「あいたぁ!ここで逆切れ!?」プクー
律「…うぅ、脱げば良いんだろ、脱げば///」
澪「う、うん///」ゴクリ
律「うぅ…」プチプチ
澪「……///」ジー
律「……(まじまじ見すぎだろ…///)」パサッ
澪「……(恥らう律も中々…///)」ジー
律「……あー!もう無理!!恥ずかしい!」バサッ、パサッ、ポイ
律「うぉー!」バタン!!
澪「ちょ…!あぁ…」
律「ま、また今度ゆっくりな!」
澪「うん…」ションボリ
澪「(でも、あれ以上見てたら絶対我慢できなかったし…仕方ないか。)」
澪パパ「なぁ、澪ママ。」
澪ママ「なぁに、あなた。」ジャーキュッキュッ
澪パパ「あれだけ大声で惚気てるのに、本人達は気付かれてないと思ってるのかな?」
澪ママ「さぁー…でも本人達は隠してるつもりなんだし、良いんじゃないかしら?」ジャージャーキュッキュッ
澪パパ「気にせず二人で入ればいいのにな。」
澪ママ「あの子達しだいよ。」ゴシゴシ
澪パパ「うーん…もしりっちゃんが澪を下さいって言ってきたらどうしよう…」ウーム
澪ママ「あなたも相当気が早いわね。」ヤレヤレ
澪パパ「りっちゃんなんかに澪はやらん!とか?」
澪ママ「さっきは貰ってくれるか?とか言ってた癖に。」
澪パパ「やはり父親として一度は言わないと!」
澪ママ「変な憧れを持つ父親を持つと、娘は大変ねぇ…」ハァ
澪パパ「それにしても、可愛い娘が二人になるかと思うと…」ニヨニヨ
澪ママ「…あなた、その顔気持ち悪いわよ。」
澪パパ「ひ、酷い!」ガーン
律「はぁ…まさか澪があんな事をするとは…」シャワシャワ
律「そりゃーいつも見てる私が悪いんだろうけど…」シャワシャワ
律「いや、スタイルのよすぎる澪のせいだな、澪がいけないんだ!うん。」ザパーン
律「それに比べて私は…」ペタペタ
律「はぁ…」ゴシゴシ
律「…!澪に揉んで貰って大きくしてもらえば…!!」ゴシゴシ
律「お願いしてみるか?なんて言われるかな…」ポワポワ
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律「澪…あの……お願いがあるんだけど…」
澪「何?」
律「あの!その……胸を…揉んで欲しい…///」カァー
澪「なんで?」
律「なんでって…その…やっぱり澪も大きいほうが好きなんじゃないかな…って。」
澪「ふーん…なんでそう思うの?」
律「私も澪の大きい胸好きだし…やっぱり大きいほうが女としての魅力があるかなって…」
澪「…律が私の胸の事好きでいてくれるのは嬉しいよ、ありがと。でもね?」グイッ
律「…!っあ!澪…」
澪「律は胸が大きいから私の事好きなの?」
律「違う!澪の胸だから…」
澪「そう、私も大きい胸が好きとか、小さい胸が好きとかそう言うのじゃないんだ。」クニッ
澪「律の胸だから好きなんだよ…」クニクニ
律「…っく、あぁ…みおぉ…」
澪「でも、そんなに揉んで欲しいなら揉んであげるね?」モミモミ
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律「うん…やめとこ、恥ずかしすぎる…」
律「それに…今日は親いるしな…うん。」
律「…もう出よう。」
律「澪ーお風呂上がったよ!」
澪「じゃあ、私もお風呂に入ってこようかな。」
律「おう!いってら~」
澪「部屋漁ったり、変な事はするなよ?」
律「あいあい、分かってるよ~」
澪「はぁ~」シャワシャワ
澪「久しぶりに二人っきりかぁ…」シャワシャワ
澪「いや、親はいるけど…」ザパーン
澪「でも、部屋では二人っきり…」ゴシゴシ
澪「律、ヘタレだし…」ゴシゴシ
澪「何にも、無いと思うけど…」ゴシゴシ
澪「もしかしたら…」ポワポワ
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律「…澪?」サワサワ
澪「ん…何?」
律「久しぶりに、さ、その…」
澪「駄目だよ、親いるし聞こえちゃう。」
律「聞かれてるかもって言う方が興奮しない?」
澪「ししししないよ!///恥ずかしいし絶対駄目だ!!///」
律「おや~その反応は~…?」ウヒヒ
澪「ちょ…律…!///」
律「そんな可愛い顔で言われると我慢できないよ…」チュ
澪「ん…り……律………」チュパ
律「聞かれないように、声我慢しろよ?」プハッ
澪「う…うん……///」
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澪「なんて事に!なんて事に!!///」ジタバタ
澪「念入りに体洗っとこう…」ゴシゴシ
澪「ふぅ~何だろう、久しぶりだからかな…変に意識しちゃうなぁ……」
澪「ふぅ…もう上がるか。」
澪「律ーお風呂上がったよ~って…何やってんの?」
律「何って?くつろいでるんだけど?」
澪「くつろぎすぎだろ!人の布団で…」
律「まぁまぁ、固い事言わずに!澪も入る?」
澪「私の布団だし、入るに決まってるだろ!」
律「はい、どうぞ。」バサッ
澪「え…」
律「入らないの?」
澪「え…律も…?」
律「一緒に寝たいんだけど…駄目かな?」
澪「駄目…じゃ、ないけど…」
律「じゃあ、決まり!一緒に寝ようぜー」
澪「…(…寝れないかも///)」コクリ
律「はぁーやっぱり澪と一緒にいると落ち着くなー」スンスン
澪「匂いかぎながら言うなよ、恥ずかしいな…///」
律「なんでこんなに良い匂いなんだろうな?」
澪「律も良い匂いだよ…でも私は落ち着けないかな…」
律「むーなんでだよー」
澪「律の匂いをかいだら、その…ドキドキしてさ…もっと律を感じたい、とか、そういう事考えちゃうんだ…///」
律「澪…」
澪「…///」
律「…」ダキッ
澪「…律?」
律「澪がそう思ってくれてて嬉しい…」ギュ
澪「律…」ギュ
律「澪あったかい…このまま抱いて寝て良い?」
澪「悪い理由がないよ。」
律「ありがと…おやすみ、澪…」ウトウト
澪「(律…小さいな、抱きしめやすいサイズと言うか…)」ナデナデ
律「……」スースー
澪「(律…幸せそうな寝顔だな…私も眠くなってきた…)」ウトウト
澪「律…おやすみ…」ギュッ
澪ママ「二人とも~朝ご飯できてるわよ~って…これは…」
律「うーん…ましゅまろ、こんな大きいましゅまろ口にはいらないよぉ…」ク…クルシイ…
澪「律見てよ…りおったらこんなに必死になって、おっぱいは逃げないよ、りおちゃん…」ムギュー
澪ママ「進んでるとは思ってたけど、ま…まさかここまで進んだ関係だったなんて…」ワナワナ
律「ん、んー…はっ!み、澪のお母さん!おおおおはようございます!!」ガバッ
澪「んー…律ー…休みなんだからもう少し一緒に寝ようよ……」
律「え、あの、お母さんが朝ご飯を作ってくれてるみたいだしさ、もももう起きないと!」
澪「んー…、っえ!ママ!?」ガバッ
澪ママ「おはよう…えっと、なんて言えば言いのかしら。」ウーン…
澪ママ「…!」ハッ!
澪ママ「不束な娘だけどよろしくお願いします。」
澪「…!ママ何言ってるの!?///」
律「え、あ、こちらこそ至らない所ばかりですけどよろしくお願いします。」
澪「律も何言ってるんだ!///」
澪ママ「パ、パパに言ってこなくちゃ…りっちゃん!今夜も泊まっていってね、今夜はお赤飯よー!!」ダダダダ
律「…」
澪「…」
律「親公認…なのかな?」
澪「多分…」
律「へへっ、じゃあこれからは遠慮なくいちゃいちゃできるな!」
澪「そう…かな?」
律「そうだよ!今日も泊まって良いみたいだし、今日は一緒にお風呂入ろうなー?」
澪「そう…だね、うん、お風呂入ったり…あーん…とか食事中にしたり…とか?」
律「なんか照れるな///」
澪「…///」カァー
律「…改めて、これからもよろしくな?澪。」
澪「こちらこそ、よろしくな…律。」
おしまい!
- これ、律ママは良い嫁が来たなってって喜ぶんだろうなww -- 名無しさん (2011-07-28 00:40:52)
- 澪ママってなんとなく紬っぽいような...いやなんでもない。 -- 涙 (2011-11-27 16:31:38)