けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

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澪「律、好きだよ」
律「ええっ?あ、ああ、そうだよな、友達だしな」
澪「そういう意味じゃないよ。律を……恋愛対象として見てる」
律「っておまっ……あっ、なるほどなるほど。
  そーかそーか。へへっ、その手には乗らない」
澪「え?」
律「今日はエイプリルフールだろ?
  危うく騙されるところだったよ。危ない危ない」
澪「い、いや。そういうんじゃなくって、私は本気で」
律「あのさー、一回見抜かれた嘘に固執するのは見苦しいぞー」
澪「り、律……信じてよ……」
律「はいはい、信じた信じた。良かったな、澪。一人騙せて」
澪「……。もういいっ、この馬鹿律!」ゴチーン
律「いってぇ!」
澪「ふんっ」
律「何だよ、澪のやつ。怒ってどっか行っちゃったよ。
  ……ていうか、もしかしてマジだったり?
  いやいや、そんなワケ無いよな、ははは」
唯「今のはきっと本気だよー」
梓「そうですよ。澪先輩、途中から涙ぐんでたじゃないですか」
律「あー、いや……。
  仮に本当だったとしてさ、エイプリルフールに告白する方が悪いって」
紬「でも、澪ちゃんに謝った方がいいと思うけど」
律「問題無いよ。仮に本当なら、日を改めて告白してくるだろ?
  そん時に謝ればいいって」
唯「か、可哀想だよ。澪ちゃん、きっと勇気出したんだと思うよ?
  あれだけ恥ずかしがりやな澪ちゃんが告白したんだもん」
律「大丈夫だって。私は澪との付き合い長いからな。
  仮に本当だったとしても、この程度じゃどん底までは落ち込まないよ。
  代替案や対策を考える、あいつはそういうヤツだよ」
梓「誰がフールなのか、はっきりしましたね。澪先輩が可哀想です」
律「うっせ。澪が可哀想だとか、お前らに澪の何が分かるんだよ。
  付き合い長い私の方がよく分かってるっての。
  あいつは強い、澪を見くびるなよ」
紬「うん、確かに澪ちゃんは強い。でもだからこそ」
律「ムギ。強いって分かってんなら、それ以上口挟むなよ。私と澪の問題だろ?」
唯「でも、りっちゃん、どっちかというと私はりっちゃんが心ぱ」
梓「もういいですよ。どうせ後悔するのは律先輩なんですから。
  本人がいいって言ってるんですから、もう放っときましょう。
  私は澪先輩に対する同情の方が強いですし」
律「中野ぉっ」


澪「ぐすっ、律追って来てさえくれないのか。
  酷いな、律は。そして私は滑稽だな。
  必死の思いで告白したのに……信じてさえもらえないだなんて。
  大体、エイプリルフールなんていう日が悪いんだ……。
  そして、そんなのに乗っかる律が悪いんだ……。
  ……言葉で言って信じてもらえないなら──」
律「ふぅ、今日は酷い目にあった。唯と梓とムギの三人にフルボッコだもんな。
  でも、私も少しは悪いのかな。……澪、傷ついちゃったかな。でも」
prprprpr
律「ん?メールか。澪からだ」
『今からうち来ないか?』
律「……」
『行くよー』


律「みーおー、来たよー」
澪「いらっしゃい」
律「今日はその、悪かったな。言い方キツかったかもしれないし」
澪「いいよ、今更謝らなくても。もう律は、手遅れだし」
律「どういう……っておい。痛っ」
澪「痛くはないだろ?押し倒したのはベッドだしさ。
  それに、私の心の痛みに比べれば、な?」
律「な、何の真似だよ……」
澪「言葉で言って信じてくれないなら、身体で信じさせてやるよ」
律「おまっ」
澪「抵抗したって無駄だよ。体格で優れる私には抗えないだろ?」
律「何で……こんな事……」
澪「お前が信じてくれないからだってさっき言っただろ?
  律が悪いんだ……」
律「だって、エイプリルフールだったし……」
澪「そう、そのエイプリルフールなんていう下らない日も悪い。
  だから私は決めたんだ、その日を別のものにしてやろうって。
  今日はエイプリルフールじゃない、
  レイプリルフールにしてやろうってな。
  お前のせいだよ、馬鹿律」
律「ううぅっ」
澪「ふぅ、すっきりした。すっかりしおらしくなったな、律」
律「だって、澪の事好きだから、嬉しかったし」
澪「昼と言ってる事が違うじゃないか。
  ああ、私のテクですっかり虜になっちゃったんだな。
  ふふ、私無しじゃ生きられないイケない身体になっちゃったんだな?」
律「なーに言ってんだよ、
  前っから身体だけじゃなく心もお前無しじゃ生きられないっての」
澪「ん?その割には、ヤられる時には抵抗したよな?」
律「お前さ、時計見てみ?日時、確認してみ?」
澪「4月2日0時43分……。それが?」
律「エイプリル・フールは終わったって事だよ。
  だから嫌なフリして澪を騙す時間は終わってんだよ。
  大好きだよ、澪」
澪「ん?まさか、律。昼……というか昨日の事は」
律「そう、澪や唯達を騙す為の嘘。
  澪の告白は本気っぽいって思ったけど、信じてないフリしたんだよ。
  そうすれば……澪はきっと別の方法で真実を示す。
  身体とか使ってな」
澪「お見通しだったって事か。いや、寧ろ誘導されてたのか」
律「私は澪と付き合い長いからな。このくらいお手の物さ」
澪「ふふ、敵わないな、律には」
律「いやぁ、でも澪のテクには私も敵わないよ。
  上手過ぎ。実際、何度か意識飛びかけたし」
澪「ふふ、私だって律の身体についてはお見通しだよ」
律「へへ、さっすが澪しゃん。
  でもレイプリルフールよりは、レイプリツフールの方が良かったんじゃね?
  ところでさ、第二ラウンド、イこうぜ。
  さっきは演技の最中だから、澪を好きだって言えなかったし。
  でも今度はもう嘘吐く必要ないからな。
  素直に感じたままに歌ってやるよ」
澪「言われなくてもその心算だよ」
律「んっ。大好きだよ、澪」
澪「私も大好きだよ、律」

<FIN>


  • んー。 -- 名無しさん (2011-04-08 00:22:32)
  • 親父か -- 名無しさん (2011-04-09 22:07:55)
  • レイプリルフールwww -- 名無し (2011-04-12 16:36:00)
  • え、ちょwwレイプリルフールってwwwwなんかうまいしww -- 名無しさん (2011-10-30 23:20:07)
  • 作者さんへ、レンプリルフール言いたかっただけじゃね!?!?! -- 涙 (2011-11-27 15:53:31)
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