3月14日！田井中家玄関！
澪「律ーまだかー、遅刻しちゃうぞ！」
律「あー！ごめんごめん！」がちゃっ
澪「おは……なんだ？その大きい荷物は？」
律「何って、今日はホワイトデーだべ？」
澪「ああ、そういえば…」
律「澪には特別に後でショコラ作ってやるからな！とりあえず出発しようぜー、遅刻しちまわー」
澪「う…うん（私だけにショコラ…///）」
道中！
律「で、澪しゃんはなんでお返し用意してねーの？私より貰ってたじゃん？」
澪「私はほとんどファンクラブの人たちからだったから、後日またお茶会を開くことになってるんだ」
律「へー、それでも忘れてたなんて澪ひっでーの！ファンが泣くよ？」
澪「うっ……」
律「女泣かせ！甲斐性なし！」
澪「誰が甲斐性なしだ！」ぽかっ
律「あてっ！………あ！おーい！ 澪、ちょっと待ってて！」たたたた
澪「あ！おい！」
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モブＡ「でさぁ、臭くてー」
モブＢ「わかるわかるｗ」
「おーい！」
モブＣ「あ…あの人…」
律「やっほ！諸君！」
モＡ「りっちゃん先輩！どうしたんですか？」
モＢ「おはっす！先輩！」
律「おはよ！ふふふ…今日は何の日か知ってるかい！？」
モＢ「ボーボボの作者の誕生日スか？」
モＡ「ああ！それだ！」
律「合ってるけど違わい！ホワイトデーだよ！…ほらチョコ」てわたし
モＡ「ありがとうございます！すごい、手作りだ！」
モＢ「わはー！食料！あざっす！先輩！」
律「ははは、味わって食えよ馬鹿コンビ！」
律「ん…君もくれたろ？ほら、お返し！」
モＣ「う…うあ…///」かああ
律「どしたん？うつむいて？」かおのぞきこみっ
モＣ「ひいっ…あ、ありがとうございます…///」
律「わははは！苦しゅうないぞ！」なでなで
モＣ「…っ///」ぷしゅ～
律「じゃなっ！」たたた
モＡＢ「「おつかれーっす！」」
モＢ「ん？Ｃ？どしたの？」
モＣ「な…何でもない…///（撫でられちゃった…）」
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律「たっだいま！」しゅたっ
澪「ん…りつ？あの子たち、誰？（なんだこのモヤモヤ感…律はただお返しをしてるだけだぞ…）」
律「ん？あー、バスケ部の子たちだよ」
澪「バスケ部？なんで知ってるんだ？（お返しなら私もするだろう…）」
律「この間遊びに行ったんだ！その時に知り合ったの！」
澪「あの時部活に遅れた理由はそれか！（なんか、胸のあたりが気持ち悪い…）」
律「ふふふ、まあね！」ふふん
澪「えばるな！（女泣かせはどっちだよ…馬鹿律）」
この後、ソフト部・テニス部・バトン部……と律のお返しは続いた
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教室！
律「ぐっもーにん！今日は実にいい日だ！」がらっ
唯「もーにん！田井中軍曹！」
紬「うふふ、お早う」
律「おう！…あ！いっちごー！」たたた
澪「……おはよ（なんだよ、最近若王子さんばっかり…）」
紬「！（レーダーに反応ッ！）」
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苺「…なに」
律「バレンタインのお返し！ほれ！」
苺「……毒入り？」
律「…お前のテンションだと冗談に聞こえねぇんだよ」
苺「冗談よ。…ありがと」
律「ふっふっふ…実はまだあるのじゃよ…」
苺「…は？」
律「じゃーん！ポッキー！苺フレーバー！」ばああん
苺「……なんで銜えてるの？」
律「ほっひーへーむ！」ｷﾏｼﾀﾜｰ! ﾑｷﾞﾁｬﾝ!ﾊﾅﾁﾞ!
苺「……」ぱくっ
律澪「！！！」
苺「……」ぽりぽり
澪「おおおおい律！」ドンッ
律「おわああ！」ぺきっ どたっ
苺「あーあ、折れた」さくさく
澪「若王子さん！何考えて…」いらいら
苺「……誘ったのは律だよ」
澪・苺「…………」ずもおおおおお
唯「むぎちゃん！あれが しゅらば なんだね！」
紬「うふふ、そうよ。そしてアレは『誘い受け』よ」
律「」←アレ
ｇｄｇｄおわり！
