けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編205

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

きっかけはほんの些細な一言。

「ほんと、澪は私がいないとだめだなー」

いつものいたずら笑い。
さっきまで怯えて律にしがみついて私はその一言に一瞬むっとした。

「ほーらりっちゃん分補給でちゅわよ~」

そんな私にふざけて抱き着いてくる律。
げんこつでもくれてやろうか、そう思った矢先のこと。
私の頭に電流が走った。

「…そうだな、りっちゃん分が足りないな」ガシッ

「へ?」

ギュゥゥっと、律の小さな体が壊れそうなくらいに力を込めて律を抱き返す。

「うわわわ、ちょっと澪!?ごめん、ごめんってば!痛い、痛いから!」

「あ、ごめん」

少しだけ力を緩めて普通に抱きしめあう形に。
それにしてもなんだか…律の顔が熱い。
顔は見えないけど耳も赤くなってる。

「どうした律?」

「み、澪、恥ずかしい…」

「そっか、なら仕方ないな」

今度は律から全て体を離してやる。

「…急に大胆すぎるんだよ…」

律はまだ顔を赤らめている。
でもまだだ。

「あーあ、でもまだまだりっちゃん分が足りないなー」

今度は律の後ろ髪を少し持ち上げ、うなじに鼻をつけてクンカクンカする。

「み、みみみみみ澪!!??」

ふふ、焦ってる焦ってる。
…それにしてもいいにおいだな、律。

「次はここかなー」

腋へ。
少しむっとした香りがする。
ああ、なんかもうたまらない。
ペロペロしたい。
でもそれはさすがにあれなので代わりにほっぺをひとなめ。
律はもう何も言えないようだ。

「さてと、りっちゃん分補給完了だな」

もういいかなと思い、ようやく解放してやる。

「あ…よ、よかった」

意趣返しの終了…のつもり。
けどさ律、今度は私本気になってきちゃった。
うん、はじめにあんなことを言う律が悪いんだからな。

「じゃあ次は律分補給しなきゃな」

「ちょっ…!補給したんじゃないのかよ!」

「りっちゃん分と律分は別だから」

もう止まらない。
ちなみにここは部室。
さっきから後ろの皆は何も言わないけど…まぁお茶でも飲んでるんだろ。

それにしても…まったく、律が変なこと言うからこれから毎日補給しなきゃいけなくなっちゃったじゃないか。
大変だなこれから。

「も、もう…ひんっ…み、お…」

…ま、いいか。



おわり。


  • 皆がいるのに律とのチチャイチャをみせつけるとは...澪、やるなっ! -- 名無しさん (2011-12-05 20:54:23)
  • ミスった。チチャイチャ→イチャイチャ -- 名無しさん (2011-12-05 20:55:10)
  • この時後ろの皆は真っ赤に違いない。 -- 名無しさん (2012-01-21 17:39:27)
  • 紬「続けて」 -- 名無しさん (2012-04-05 19:53:11)
名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー