けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編194

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

「やっやめろよー」
「なんだよ秋山ー。女のくせに男言葉なんかつかってよー」
「そーだそーだ。いっつも本ばっかよんでくらいくせにー」
うぅぅ…また男の子にからまれちゃった…りっちゃんに教わった通りに
男言葉使ってみたけど全ぜんぜんきかないよ~
「ほらなんとかいってみろよー」
いたっ!
「やっやめろ!髪ひっぱるな~」
「なんだと~!」
いたい!いたい!
「ぐすっ…もう…やめてよ~うぅぅ」
男の子二人でよってたかってひどいよぅ
「なんだよ、もう言葉がもどってるぞ~」
「うえぇ~ん。やめてやめてよ~」
「みおちゃん!」
りっちゃんだ…うぅぅ~りっちゃぁ~ん
「ぐすっ…りっちゃん…たすけて…」
「おまえらみおちゃんをいじめるなー」
「なんだよ田井中!やるのか」
「みおちゃんをいじめるやつはゆるさないぞ」
りっちゃんが男の子二人にむかっていく。やっぱりすごいなりっちゃんは…

りっちゃんが男の子を追い払ってくれた。すごい…でも…
「みおちゃんだいじょうぶ?」
「ふぇぇ~んりっちゃんがだいじょうぶじゃないよ~」
りっちゃんけがしちゃってる
「これくらいだいじょうぶだよ」
「ぐすっでもぉ…うぇぇぇぇぇ~~ん」
「なっなんで泣いちゃうの!?泣きやんでよ~」
「だって…りっちゃんが!りっちゃんが~わ~ん」
「ほんと!ほんとだいじょうぶだから!ね!ね!」
りっちゃんが自分がけがしてるのにいっしょうけんめい私をなぐさめてくれる。
おかげで私はようやくおちつけた。
「みおちゃん、もうだいじょうぶ?」
「うん…」
「よし!じゃあうちいこ!またとっくんだ!」
そういってりっちゃんは私の手を取ってどんどん歩いていく。
「でもりっちゃんにおそわったとおりにしてもだめだったよ」
「え?そうだったの?」
「うん」
「でもだいじょうぶ。みおちゃんはあんなおっきなこえだせるんだし
 うんどうだってできるんだし」
「そうかな」
「そうだよ!みおちゃんだったらきっとあんなやつらにまけないようになれるよ」
「じしんない」
「だいじょうぶ!がんばろ!」
「うん…」
りっちゃんにいわれるとなんだかほんとうにできそうな気がしてきた。
私もいつかりっちゃんみたいに堂々と男の子と話たりできるようになれるかな。
「でもみおちゃんはやさしいね」
「なんで?」
「だって、自分がいじめられてるときより私がけがしてるときのほうが泣くんだもん」
「そっそっかな…」
「うん!」
そういってわらうりっちゃんはかっこよかった。でもそんなこといわれたらてれちゃ
うよう…うぅぅ。
「あっそうだ!」
「え?なに?」
「私こんどはみおちゃんちにいってみたい」
「え!?でもはずかしいよ…」
「そっか…じゃあいいや!いこみおちゃん!」
そういって私の手をひっぱってはしりだすりっちゃん。
でもりっちゃん、ちょっとだけさびしそうなかおしてた。
「ごめんね…」
「なんかいったー?」
「なんでもない!」
「やっぱりみおちゃんおっきなこえだせるじゃーん」
りっちゃんはそういってうれしそうにわらった。
うん、りっちゃんのとっくんがんばってもうすこしだけはずかしがりをなおせたら、
りっちゃんにちゃんといおう
「りっちゃん、きょうは私のおうちにきなよ」
ってね


  • ひらがなばっかで読みにくいなこりゃw -- 名無しさん (2011-12-05 21:17:28)
名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー