けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

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匿名ユーザー

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「なぁみおー明日どっかでかけようぜ」
「あっごめん律、明日も撮影なんだ」
「そっか、あれ明日だったか。じゃあしょうがないな」
最近澪は撮影とかの仕事で忙しい。最後に二人で遊べたのはいつだったかな…
でも仕方ないよな。HTTの人気があるのはいいことだ。
HTTの中で澪の人気は高い。まあ学生時代からFCがあったくらいだしな。
こい…親友の私としても鼻が高い。ちなみに私はというと残念ながらそれほど
人気はない。まあとくにかわいいってわけじゃないししょうがない。
だからツーショットの撮影なんかだと澪、唯、梓の中の二人という組み合わせが多い。
澪は当然ながら、唯はやっぱりあのぽわぽわした感じが癒されるっていうか、人気が
出るのはうなづける。梓だって小さくてかわいい。あのツンデレっぽいっていうのか?
私から見てもかわいいと思う。やっぱ絵になると思うよ。私なんかじゃ…
こんなこと考えちゃダメだ。でも考えちゃうよな。私と澪じゃ釣り合わないかもってな。
くだらねー。今日はもう寝るか。


あーあ。せっかく律が誘ってくれたのにな。
でも、しょうがないよな。撮影も大事な仕事だ。でもどうせなら律と一緒に写りたいな。
最近律とゆっくり会えてないし…そうだ!明日律も撮影スタジオにこないか誘ってみよ。
撮影終わったら一緒にどこか行きたいな。よしメールメール。

ドンナニサムクテモ~♪
ん?澪からメール?一緒にスタジオ行って終わったら遊びに行く、か…どうしよ…うん
せっかく澪が誘ってくれたんだから行くか。

澪と待ち合わせしてスタジオへ。今澪は控え室で今日の撮影用の衣装に着替えている。
今日は梓と撮影だったな。梓、またかわいくなってたな。二人ならぶとホント絵になるよ。
あ、澪が出てきた…って、え?水着?梓も…。まあいまさら水着で撮影なんて驚くこと
でもないんだけど。でもちょっと待てよ、寝そべった梓に澪が上から覆いかぶさるとか
ちょっと際どすぎないか?やめてよ…そこは私の…ははっ何考えてんだ私。みっともな。
「いいわよいいわよ~澪ちゃんも梓ちゃんも輝いてるわ~」
カメラマンがシャッターを押していく。女性でもカメラマンっていうのかな?
確かに二人とも輝いてる。今の私にはちょっと眩しいかな。
「やっぱりあの二人は絵になりますね。リーダーとしても鼻が高いでしょう」
スタッフの一人が話しかけてきた。
「そうですね。HTT自慢の美女二人ですから。リーダーとしても親友としても自慢です。」
チクリ…胸が痛んだ。
撮影の途中だけど私はスタッフのみんなに挨拶してスタジオを出た。


「あーりっちゃん!」
「あれ?唯、どうしてここに?」
「あずにゃんを迎えにきたんだ~。撮影が終わったらごはん食べに行くの」
せっかくだからと唯と近くの喫茶店で一緒に撮影が終わるのを待つことにした。
「りっちゃん聞いて聞いて~次のポスターは私とあずにゃんで撮れることになったんだ~」
「知ってるよ。よかったじゃないか」
「りっちゃんと澪ちゃんもツーショットの撮影の仕事くるといいね」
「あー私は無理だろ、澪や唯と比べると人気とか全然だし」
「えーりっちゃんかっこいいのに」
「ははっ…ありがとな唯」
「りっちゃん?」
「ところでさ~」
唯と二人で他愛もない話で盛り上がっていると
「あっいたいた。唯先輩!律先輩!」
「もーなんでスタジオで待っててくれなかったんだ?」
「おじゃましますね。」
澪と梓、それからさっきのカメラマン?の人がやってきた。
「せっかくだからみんなで昼食でもってことになったんだ。」
なるほどね。こういう付き合いも大事だと思うし。いいことだと思う。
先ほどの撮影の話題で盛り上がる3人。唯なんか目輝かせてわー澪ちゃんとあずにゃんの
セクシーピンナップとかたのしみーとか言ってる。
私はちょっと会話に取り残されてる。
「そういえば律!なんで私にもメールくれないだよ」
「え?いや、唯が梓にメールしてたからいいかなって」
「なんだよ冷たいな。撮影中だって途中で出てっちゃうし…寂しいだろ…」
「え?あ?ごめん」
「お二人は本当に仲がいいんですね。」
「まあ、私と澪は幼馴染でこ……親友ですから…」
「律?」
「そーそー。高校の頃なんて学祭の劇で二人がロミオとジュリエットやったんだよ~」
「あれは凄かったですね。観てて本物のロミオとジュリエットかと思いました。」
「たくさん練習したからな。それにジュリエット役が律だったし」
「そうなんですか?私はてっきり澪ちゃんがジュリエットかと」
「あはは、よくいわれますよ。やっぱり私がジュリエットとか似合いませんよね」
「そうですか?けっこう似合うと思いますよ。本当にお二人はいい関係ですね」
「ええ。律は昔から私を支えてくれてる幼馴染で親友で…一番大事な人ですから」
澪…ありがと。私、何一人でグズグズ考えてたんだろ。澪のその一言で私の心が一瞬で
晴れ渡った。我ながら単純だ。呆れるね。
「まー澪しゃんはホント手間がかかる子でしたからね~」
「うるさいな」
「澪は~私がいないと~ダメダメで~すぐ泣いちゃうし~」
「調子に乗るな!」
ガツン
「あーあまた始まったよ~ほんとあきないよね~あずにゃん」
「ほんとですよね。あと唯先輩離れて下さい。」
「この二人…いいかも…」

みんなと別れて二人で歩く。
「さー澪しゃん。これからどこいこっか」
「律」
「んー?」
「律は私の大事な大事な恋人だからな。変なとこで寂しがるなよ」
「もー澪しゃんたらどったの急に。恥ずかしいこといって~」
「茶化すな」
ゴチン
「あてっ」
わかってるよ。ありがと澪。だいすき。あと、ごめんな。
ぎゅっ。私は澪の手を握った。
「律///」
「さっデート行こ!今日はとことん遊びまくろうぜ!」
今日は絶対この手を離してやんないんだからな。


一ヶ月後
リツミオデドウダ♪
ん?律から電話だ。どうしたんだろ。
『みおー、澪にまた撮影の仕事がきたぞー』
「またか…今度はどんな撮影なんだ?」
『ふっふっふ~よろこべ!私と澪のツーショットだ!!』
「ほんとか!久しぶりだな!」
『おっ澪、うれしそうだな~』
「そっそんなことないぞ」
『私は嬉しいよ』
「えっ」
『大事な恋人と二人で写れるんだからな!楽しみだな!じゃあな!』
「あっちょ律!」
きれちゃった…。まったく恥ずかしいこといって…。でも、私は顔がにやけ
てしまうのをこらえることができなかった。
律とのツーショット、楽しみだな。



その撮影が何故か私がタキシード、律がウェデングドレスで何故かHTTメンバー
が全員見学にきてて二人で全力で照れて撮影にとんでもない時間がかかったのは
また別の話。


  • ムギがナチュラルにハブられてるな -- 名無しさん (2011-01-18 00:15:58)
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