けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編184

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mioritsu

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「澪、私が悪かったよ。」

後ろからいつもは出さないような真剣な声をかけ
律は私に抱きついてくる

そう、今私は怒ってるんだけど、その理由のくだらなさったらない
ただ、律が他の子と仲良くしてたからってだけのこと。
いい年してこんなことで怒っちゃいけないと思うんだけど、
スパッと割り切れるほど私は大人じゃないんだろうな。

私を抱きしめる腕の中で振り向き、彼女の目をジッと見る
どんなに理不尽な理由で怒っても、くだらないことでだだこねてワガママ言っても
彼女はいつだって優しく接してくれた。
それに引き換え、私は・・・

「私、嫌な女だよね」

そういって抱きしめ返すと、律はニカッと笑い

「ホントにそうなら、私がこんなに好きになるはずないんだけど!」

そう返してくれた
ありがとう・・・幾分楽になったよ。


もしかしたら、嫌な女なのは律のほうかも知れない。
こうやって言葉巧みに私を虜にしてしまうんだから


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