「澪、私が悪かったよ。」
後ろからいつもは出さないような真剣な声をかけ
律は私に抱きついてくる
律は私に抱きついてくる
そう、今私は怒ってるんだけど、その理由のくだらなさったらない
ただ、律が他の子と仲良くしてたからってだけのこと。
いい年してこんなことで怒っちゃいけないと思うんだけど、
スパッと割り切れるほど私は大人じゃないんだろうな。
ただ、律が他の子と仲良くしてたからってだけのこと。
いい年してこんなことで怒っちゃいけないと思うんだけど、
スパッと割り切れるほど私は大人じゃないんだろうな。
私を抱きしめる腕の中で振り向き、彼女の目をジッと見る
どんなに理不尽な理由で怒っても、くだらないことでだだこねてワガママ言っても
彼女はいつだって優しく接してくれた。
それに引き換え、私は・・・
どんなに理不尽な理由で怒っても、くだらないことでだだこねてワガママ言っても
彼女はいつだって優しく接してくれた。
それに引き換え、私は・・・
「私、嫌な女だよね」
そういって抱きしめ返すと、律はニカッと笑い
「ホントにそうなら、私がこんなに好きになるはずないんだけど!」
そう返してくれた
ありがとう・・・幾分楽になったよ。
ありがとう・・・幾分楽になったよ。
もしかしたら、嫌な女なのは律のほうかも知れない。
こうやって言葉巧みに私を虜にしてしまうんだから
こうやって言葉巧みに私を虜にしてしまうんだから