けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

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匿名ユーザー

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ふっふっふ!
昨日!私はすばらしーい物を手にいれた!
冬の必需品!
そして。


「律、来たぞー」
「ちょっちまって!あ、寒いだろ、あがっとけー」

澪は何時もしてるマフラーをしていない。
つけてくんなーって前もって言っておいたからな。
そのまま外で待たせるのは流石に悪いから私んちに来て貰った。

「じゃじゃーん!これをみろ!」
「・・・マフラー?」
「そ。しかも二人用なんだぞ!」
「確かに、ちょっと長めだな」

もうちょっと良い反応がくると思ったのに。案外あっさりしてるのね、澪ちゅわん。

「・・・まさか私にマフラー巻いてくるなっていったのって」
「そのとおり!これを、二人で巻きたいと思います!」

あら、真っ赤な林檎の出来上がり。なんだ分かってなかったのか、にぶちんだなー、もう。

「そ、それ、つけて、学校いくの?」
「もっちろん!だってないと寒いだろ?」
「そ、そうだけど。恥ずかしいって」
「唯と憂ちゃんだってやってたし、平気平気」

そう、このためにわざわざうちに呼んだのさ!
澪んちに私がいったら、自分のマフラー使われちゃうもん。

「それに寒いしさ!な、いーだろ澪」
「律のマフラーは?」
「醤油こぼして絶賛洗濯中」

どうやら観念したらしい。へへっ。
澪に半分、私に半分マフラーまいて。
いってきまーす!


*


「それにしてもこれ、二人で巻いても結構あまるぞ」

ちょっと距離を開けて歩けることもあってか、つけたあとは普通にしてる澪。
なんだ、全然平気じゃんか。

「あ、律ちょっとまって」

ぐえっ。
澪が急に立ち止まったせいで歩き続けていた私の首が絞まる。
もうちょっと早めにいってくれ・・。

「ごめん、律。大丈夫か?」
「・・なんとか」
「やっぱこれ、やめた方が良いんじゃ」

それは嫌だ。
だから。

「距離開けてなければいーんだよっ!」

澪の左腕に思いっきりくっついてやる。

「あ、おい。律!」
「こっちのがあったかいし首絞まることもないだろ」
「そう、だけど」

顔真っ赤にしてやんの!へへん、やめるなんて言うからだっ。

「さ、流石に恥ずかしいって!」
「今日はこのまま登校して下校のときもするって決めてんの!」
「何勝手に決めて・・下校も?!」
「当たり前だろ、マフラー1コしかないじゃん」

二人用のマフラー。
冬の必需品。
そして、澪とくっつける魔法のアイテム!


おわる。



  • りっちゃんかわいいなぁw -- 名無しさん (2011-10-31 13:24:39)
  • なにこの可愛いこと考えてるりっちゃん可愛すぎる -- 名無しさん (2012-04-22 01:23:49)
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