けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編173

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mioritsu

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だれでも歓迎! 編集
投稿日:2010/11/22(月) 22:03:47

「いい夫婦の日かあ」
ポツリと澪が呟いた。
「なんだあ澪?そんなに私との夫婦っぷりをアピールしたいのか?」
「ん…」
澪が私の肩に頭を乗せる。
学校も終わり、澪の部屋のベッドで二人寄り添うように座っている。
「学校でさんざん冷やかされちゃったなあ」
「そうだな。特にムギのやつ、明後日会ったらゲンコツしてやる」
私が軽く握り拳をつくると
「ふふっ、それじゃ逆にムギは喜びそうだ」
「確かに」
二人で笑いあう。
「でも、クラスの子達は本当に私達がこんな関係だとは思ってないよな」
「だろうなー」
「律…好き」
「私も」
そっと唇を重ねる。
「でも、たまに不安になる。やっぱり世間からは認められないし」
「澪…」
「クラスの子達も私達が本当にこんな関係だって知ったら…」
「だいじょーぶっ!!」
少し驚いたようにこちらを見る澪。
「私と澪は夫婦だからな!何があっても私が愛しの澪ちゃんを守るよん」
「あはは、さっきから夫婦って、私達まだ高校生なのに早くないか?」
ようやく澪が笑ってくれた。
「そんなのいいんだよ!気にしなーい!」
思いっきり澪に抱きついてやる。
「ふふっ痛いよ律」
「私が悪いんだから気にするな」
「何だよそれ」
「私が澪に告白して、付き合ってっていって夫婦になろうとしてんだからな」
「ばーか。そんなのどっちが悪いなんてもんじゃないだろ」
澪が優しく微笑む。
「そっそれに、私も…律と…その…夫婦になりたいと……思うし…」
はにかみやがって!あーもー!かわいーなこんちくしょー!!
「澪ごめん。我慢できない」
私はそっと澪を押し倒す
「えっ!ちょ!律!?」
「いいんだよ澪。我慢できない私が悪いんだから。だから私に流されて?」
そっと澪の服に手をかける
「まったく…律が…悪いんだからな」
澪の体から力が抜けていく
「ああ、私が悪い。澪、大好きだよ。かわいい私のお嫁さん」
私は澪に口付けた。


いい夫婦の日?
ああ、それ私達のためにある日だな





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