けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編172

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mioritsu

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投稿日:2010/11/22(月) 20:32:01

11月22日夫婦の日
ってことで今日はさんざんクラスメイトのおもちゃにされた。
なんでも私と律は夫婦だというのだ。リズム隊のことかと思ったら…
「いっつも二人一緒だもんね~」
「遅刻する時まで一緒とか」
「りっちゃん、美人のお嫁さんちゃんと守ってあげなよ~」
なんていっている。それに対してとなりのばかは
「おう!任せとけ!澪のことは私が幸せにするぜ!」
なんて火に油を注ぐものだから拳骨一発で黙らせておいた。
まあ、うれしいんだけどな。でもちょっと突き放しておこう。
よく見ると教室の隅で唯とムギがにまにましている。あいつらが黒幕か。

放課後の部室でもこの流れは止まらない。
「今日はりっちゃんと澪ちゃんの日ってことで盛り上がったんだ~」
「ああ、11月22日で夫婦の日ってやつですか」
なんですぐわかるんだ梓…まあ、ドラムとベースはってや…
「お二人は桜高公認夫婦ですものね。おしどりっぷりは2年でも有名です」
そんなバカな…バレないようにうまくやってたハズなのに…
そんな矢先にまた律が火に油を注ぐ
「まあ~澪が私にベタ惚れだからな。」
いい加減にしろよ。後のためにもこういう時は少し律を突き放しておいた方がいい。
「バカいうな!律が私にベタ惚れなんだろ」
「うん、ベタ惚れだよ」
「なっ!」
「まあまあまあまあまあまあ」
「澪は私と夫婦っていわれてうれしくないのか?」
「うれしいわけないだろ!恥ずかしいよ!」
私は律をさらに突き放す。私は極めて冷静に律に対処する。
「なんだよ、澪は私のこと好きじゃないのか?」
「好きだけど、それとこれとは別問題だ!!」
「まあまあまあまあまあまあまあまあまあまあ」
「あずにゃん、夫婦喧嘩だよ夫婦喧嘩。あずにゃんも食べないよね」
「なんですかそれは。でも痴話喧嘩って初めて見ました。見てるこっちが
 恥ずかしいです。」
「中野ぉ!!」
律が梓に抱きつく
「にゃっ!止めて下さい律先輩!そういうことは澪先輩に!」
「うるさーい!」
律が梓に抱きつく腕に力を込める…
「にゃぁああ」
「こら律!梓から離れろ!!」
律を梓から引き離す。全く後輩相手に何ムキになってんだ……もう。
「まあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあ」
「ムギ、こっち見るな」
ムギのやつ、明らかに変な期待してるな。応えられないぞ。
「バカな話ばかりしてないで、練習するぞ」
私はもうこの話は終わりとばかりにみんなを見渡す。

ふと律を見やるとこちらをジトーっと睨みつけている。
私と律が夫婦じゃないって今日一日否定したからさすがに拗ねたかな。
おもむろに律が携帯をいじりだす。なんだ?
リツミオデドウダ♪
律からメール?
「今夜はおぼえてろよ」
という一文…………………計画通り。
これで今夜は律は必ず家に泊まりにくる。せっかくの夫婦の日で明日は
お休み。律には泊まっていってほしいもんな。全く律はわかりやすい。
おぼえてろなんっていったってどうせ律のことだからへタレちゃう場面は
あるハズ。そこでひっくり返してたくさんかわいい律を見せてもらおう。
「何にやけてんだ?気持ち悪りぃ」
「なっ!うるさいバカ律!!」
ガツン
「まあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあまあ」
「17回!」
「早く練習しましょうよー」


その夜
「澪…昼間はあんなこと言って…今夜は澪が私のだってたっぷり教えてやるよ」
「はっ、はい////////」
なんかちょっと計画とは違うけど…律がかっこいいからいいや//////

おわり




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