けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

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匿名ユーザー

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<律視点>
「おっじゃまっしまーす」

土曜日、別に澪と約束してないけど澪んちにいく
何時も約束しないで突撃かけたりするから
もう澪も慣れっこだと勝手に思ってる

でも、今日は何時もと違った
今まで何度も押しかけたけど
そういえば、こういうシチュエーションはなかったな

澪の部屋に入ると、部屋の主はベッドでおやすみ中
とりあえず近くまでいってみるわけだけど
近づいても起きる気配がない。無防備すぎるぞ

お腹でてるぞー、相変わらず胸がけしからん
あ、まつげなげーなぁ、ほっぺぷにぷにしてら
なんて澪を観察

唇真っ赤、リップ塗って無くてもぷるぷるしてる、やわらかそーだ
気が付けば澪の唇ばっかりみている自分がいた
なんか胸の奥の方がむずむずしてくる
なんでだろ?

澪の唇みてたら、なんか・・
いや、まて。相手は寝てるんだぞ?いや、そもそも私たちは女同士だし
…でも、澪なら、いい、かなぁ。はっ!いや、そうじゃなくてだな!

頭の中で色んな事がぐるんぐるん回って、もうダメだ
もうぐっちゃぐちゃ、澪が悪いんだぞ!それに、澪なら受け入れてくれる、よな
いや、でも・・・あー!考えるの、やめっ!

うん。澪、寝てるし。・・ごめんな

この気持ちがなんなのか分からないまま
目を閉じて、澪の唇に自分の唇を押しあてた

なんか、罪悪感と一緒に、幸せな気持ち
この思いは、なんだろう?


<澪視点>
これは、どういうことだ
起きたら律が・・私に、その・・き、キスしてる
えっと、あ!これは夢だ!夢!
…そんなに欲求不満なのかな、私

でも、でもさ、夢だったら、いいよね?

律は私が起きたことに気がついたのか
慌てて唇を離して、なんやかんや色々いってる
顔真っ赤っかにして慌てる律はやっぱりかわいい

でも、ごめんね。聞こえないや

離れていく律の頭に手を回して口づける
律、目見開いてやんの。最初にしたの、そっちだろ?

この状況で律を見上げているのはなんか納得いかなかったので
くるりと一転。律を押し倒す形になる。うん、こっちのがいいな
顔真っ赤にした律がこちらをみてる。さて、どうしよう


っていうか、夢にしては、リアルじゃないか、これ
ぼーっとしていた頭が段々動くようになってきた

…私、今・・何を、した?

「ごごごご、ごめん!律」

慌てて律の上から退く
夢だと思ってたとはいえ、なんてことを!
恐る恐る律の方を見てみたら、顔が赤いまんま、なんか納得したみたいに、笑ってる
え、笑ってる?なんで・・
と、とりあえず、落ち着け私、いや落ち着けるわけがないだろこれ!



「澪」

「な、なに?」

思考回路がショート寸前の私。でも、返事だけはなんとかできた

「私、澪の事、好きだ」

時が止まった、気がした

「さっきまで、さ。私この気持ちなんなのかわかんなくって」

頭は回らないのに律の声だけやけにしっかり響く

「さっき、澪にキ、キスしたとき、なんか・・幸せな気持ちになった。
そんでさ、いま澪がしてくれたらさ、どうして良いか分かんないくらい嬉しくなって・・」

すっごく嬉しい、嬉しい、けど

「律」

「なんだよ」

「夢じゃ、ないよな。これ」

「なんだよ、まだ寝ぼけてんのか?」

だって、だってこんな、都合良すぎることって、ないだろ?

「私は澪が好きだ。澪は?」

「・・・律が好き。前から、ずっと」

「へへっ両想い、だな!」

なんか、嬉しすぎて、どうしていいかわかんない

「それで、さ。澪」

「ん?」

「その、もっかい、キスして、くんない?」

顔赤らめて恥ずかしがりながらおねだりされて、しないという選択肢があるわけ、ない


おわり。


  • うあああああかわいいいいい -- 名無しさん (2012-09-09 21:38:36)
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