けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編113

最終更新:

mioritsu

- view
だれでも歓迎! 編集
投稿日:2010/06/28(月) 06:58:08

あつい、あつい、あつい。
あまりの暑さに目を覚ます。
とはいえ、眠いものは眠いから目は閉じたまま。
とりあえず、今何時だ。枕元にあるはずの携帯に手を伸ばそうとした、が。
……手が動かん。何故。
仕方がなく目を開けると、澪がいた。

「……こりゃあ、暑いわけだ」

キャミソール姿で私にピッタリとくっつく澪の肌にも、汗が浮かんでいる。
……お前も暑いだろうに。
寝るときは確か、こんなにくっついてなかったはずだ、うん。
大体澪からくっついてくること自体、そうないからな。
……あぁそう思ったら、これも案外悪くない。

「暑いけど。……まぁ、いいか」

することもないから、目の前でぐっすり眠る澪を眺める。
あどけない表情だけど、汗の影響かなんともエロい。
……な、なんかドキドキしてきたぞ。いやいや、落ち着け私。
考えを紛らわすように少し身体をずらし、澪を抱きしめる。
澪の匂い、体温、感触を全身で感じる。…………やばい、逆効果だった。

「んぅ……りつぅ」
「お、起きたか?」
「……」
「…………寝言かよ」

ああ、もう仕方ないなあ。
澪が起きるか、私の我慢が持たなくなるまで。……このままでいてやるよ。
でも、私は忍耐強い方じゃあない。出来る限り、早く頼む。



おわる。




名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー