投稿日:2010/06/11(金) 04:23:15
澪を慕う人はたくさんいる。ファンクラブもできたり、
校外にも学園祭の演奏を見て、その姿にほれ込んだ人だっている。
今、澪の声は多くの人が求めるものとなった。
校外にも学園祭の演奏を見て、その姿にほれ込んだ人だっている。
今、澪の声は多くの人が求めるものとなった。
だけど、そんなことは関係なくて・・・
事実、今その澪の声が放たれる唇を、私の唇で占拠しているわけだ
事実、今その澪の声が放たれる唇を、私の唇で占拠しているわけだ
「・・・んっ・・・はぁっ」
「りつ・・・今日はあまえんぼだな」
「りつ・・・今日はあまえんぼだな」
私の首に手を回しながら、潤んだ眼差しで強がりを吐く
こんな表情、きっと私しか知らないもの・・・
私しか知っちゃいけない表情
こんな表情、きっと私しか知らないもの・・・
私しか知っちゃいけない表情
この柔肌も、吐息も、表情も
すべて私のもの。
すべて私のもの。
「みーお、今日は・・・どうしたい?」
「んー・・・痛くなければ、なんでも・・・」
「んー・・・痛くなければ、なんでも・・・」
澪だってそう。澪も、私のことが好きで好きで仕方ない。
だから、そんな澪を私が独占することは自明の理
そう思うことが、私の中で、私を支えていた。
今だって、澪に拒まれたらどうしよう・・・どうこの場を収めよう
どう自分の欲求を抑えよう。そんなことばかり考えていた
だから、そんな澪を私が独占することは自明の理
そう思うことが、私の中で、私を支えていた。
今だって、澪に拒まれたらどうしよう・・・どうこの場を収めよう
どう自分の欲求を抑えよう。そんなことばかり考えていた
ホントは怖くて、澪に良く思われたくて
だけど欲求はその制止を振り切って、言うことをきかなくって
だけど欲求はその制止を振り切って、言うことをきかなくって
「・・・澪っ・・・好きっ」
「私もっ・・・だ、ぞ・・・」
「私もっ・・・だ、ぞ・・・」
汗と吐息が、私の思考を妨げる。
恋とか、愛とか・・・そんな言葉でさえ軽く思えるほど、澪がすき。
恋とか、愛とか・・・そんな言葉でさえ軽く思えるほど、澪がすき。
全部なんていわない、この万分の一だけでもいい
お願いだから・・・私の想いを・・・受け入れてください
お願いだから・・・私の想いを・・・受け入れてください
好き。