投稿日:2009/12/28(月) 09:19:01
私はベッドに寝転がり、澪はその横に腰をおろす。
これが、私たちの定位置。
いつもこうして、私は漫画、澪は雑誌を読む。
これが、私たちの定位置。
いつもこうして、私は漫画、澪は雑誌を読む。
「ね、律。・・これ、みて!」
雑誌を指差し、こちらを向く澪。
音楽雑誌を読んでる時の澪は、何時もより子供っぽくて。
生き生きとしたと言うか、無邪気な目をする。
その目を見るのが、私は大好きで。
だから、いくら楽しみにしていた漫画の新刊を読んでいようとも、ついつい反応してしまう。
音楽雑誌を読んでる時の澪は、何時もより子供っぽくて。
生き生きとしたと言うか、無邪気な目をする。
その目を見るのが、私は大好きで。
だから、いくら楽しみにしていた漫画の新刊を読んでいようとも、ついつい反応してしまう。
「お、なんかいいのあったか?」
何時もならポテチ食べながらベッドに寝転がってたら、怒られるんだけど。
雑誌に夢中の澪はそんなこと、気にもとめていない。
雑誌に夢中の澪はそんなこと、気にもとめていない。
「これ!良いと思わないか?」
若干興奮気味の澪はやっぱりかわいくて。
あーもー、顔がニヤけるの、抑えらんない。
あーもー、顔がニヤけるの、抑えらんない。
「あ・・漫画、読んでたんだっけ。ごめん、邪魔しちゃった」
ちょっと正気に戻ったらしい澪が、しゅんとしながら謝ってくる。
澪が邪魔なんてこと、あるわけないってのに。・・わかってないなぁ。
どんな白熱したシーンだろうと、澪のあの目にゃ勝てないと思う。
澪が邪魔なんてこと、あるわけないってのに。・・わかってないなぁ。
どんな白熱したシーンだろうと、澪のあの目にゃ勝てないと思う。
「別にへーきだぞ。・・・それよりも、さ」
「なんだ?」
「なんだ?」
首をかしげて聞いてくる姿は、なんていうか、ヤバイ、うん。
あー、抱きしめたい。・・いや、我慢我慢。
あー、抱きしめたい。・・いや、我慢我慢。
「それ。明日、見に行こうぜ」
衝動をセーブして、お出かけの提案。
澪は、一瞬ポカンとした顔をした。
…そして。
澪は、一瞬ポカンとした顔をした。
…そして。
「うん!」
キラキラとした、私の大好きな目で、頷いた。
そんな澪が、かわいくてかわいくて。
結局、衝動を抑えることが、出来なかった。
そんな澪が、かわいくてかわいくて。
結局、衝動を抑えることが、出来なかった。
おわる。
- ああ、本当に好きなんだなぁってのが凄く伝わってきます。 -- 名無しさん (2011-12-21 00:01:46)