「胸を大きくする方法?」
「うん」
「うん」
一応、わたしだってそーいうの、気にするんだぞ!
「・・結局は脂肪だしな。律の場合、まずはたくさん食べて脂肪つけたらいいんじゃないか?」
「なるほど、澪の胸がそんなにでけーのは、お菓子食いまくって脂肪・・いってー!」
「うるさい!・・よし、じゃあ今日から律の分は、多めに作ってあげるよ」
「なるほど、澪の胸がそんなにでけーのは、お菓子食いまくって脂肪・・いってー!」
「うるさい!・・よし、じゃあ今日から律の分は、多めに作ってあげるよ」
こうして、脂肪増やして胸を大きくしよう計画が始まった。
だがしかし。
計画が始まって、3週間くらいたった。
でも、相変わらずっていうか、体重すら増えてないし。
計画が始まって、3週間くらいたった。
でも、相変わらずっていうか、体重すら増えてないし。
「・・・なんで」
「いや、こっちの台詞だし」
「なんで、あれだけいっぱい食べた癖に、太らないんだよぉおお!」
「いや、こっちの台詞だし」
「なんで、あれだけいっぱい食べた癖に、太らないんだよぉおお!」
そんな涙目で見つめられても困る。
「律の、律の、裏切り者ー!!」
泣きながら走り去っていく澪。
私のせいじゃないだろー!
…一体、どうしろってんだ。
私のせいじゃないだろー!
…一体、どうしろってんだ。
別の日にムギに相談したら、「澪ちゃんにマッサージをしてもらうといいと思うわ」と言われた。
澪の機嫌が治ったら、頼んでみよう。
澪の機嫌が治ったら、頼んでみよう。