けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編30

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mioritsu

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だれでも歓迎! 編集

「みーおー」
「もうすこしだから待ってろ」
「ぶー」

私の部屋には、コタツがでている。
とはいっても今コタツに入っているのは律だけで、私は机で宿題中なんだけど。
最初は律と一緒にやるという予定だったのに
律がコタツに入った途端やる気をなくして、ちょっかい掛けてくるので机に避難。
机に避難しても3分おきに声をかけられるから全然進まないんだけど。
さっきの会話はもう何度繰り返したか分からないぞ、まったく。

「みーおー」

もう、諦めよう。

「わかったよ、もう」
「へへっ、やっとかぁ」
「私の負けだ。・・・宿題、明日やるからな?」
「おう!」

律の正面に座ろうとしたら手招きされて隣に座るよう合図される
流石に、ちょっと狭いんだけど。

「みお」
「今度はなんだ」
「みかんむいて」

それくらい、自分でやれ。

「嫌だ」
「やだ」

拒否に拒否で返されるとは思わなかった。
どうやら今日は甘えたモードみたい。何言っても駄目そうだ。

「・・わかったよ」
「やたー!はやくっはやくっ」

小学生か。なんて、いつもの律のツッコミを心の中でしてみる。
手早くみかんをむいて、律の前に置く

「ほら、むけたぞ。」
「あーん」

…こいつ。手までしっかりコタツに入って完全に待ちポーズ

「あーん!」

2回目。遅いと抗議するように強めに言ってくる。

「・・・はい、あーん」
「あーん・・っんまい!」

あぁもう、可愛いなぁ


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