放課後、律の家に半ば強引に連れてこられた
どうやら律宛の荷物が届くらしく、それまで暇だから遊べということらしい
こっちの都合はまるで無視なあたりが何とも言えないが、断れない私も私だ
どうやら律宛の荷物が届くらしく、それまで暇だから遊べということらしい
こっちの都合はまるで無視なあたりが何とも言えないが、断れない私も私だ
「まーだっかなぁ」
「何時に来るっていうのはわからないのか?」
荷物待ちということで律の部屋ではなくリビング
二人だけの時にリビングで過ごすのは結構珍しい
いっつも律の部屋に直行しちゃうしなぁ
二人だけの時にリビングで過ごすのは結構珍しい
いっつも律の部屋に直行しちゃうしなぁ
「んー、そろそろ来るはずなんだよ」
「ふぅん。・・ところで、何が来るんだ?」
何が来るのかさっぱりわからないまま、ただ待つのはつまらない
暇つぶしに付き合わされるんだからこれくらい聞いてもいいだろう
暇つぶしに付き合わされるんだからこれくらい聞いてもいいだろう
「へへっ、そっれは〜、ひ・み・つ!」
「・・帰るか」
ほんとは帰る気なんてないけど、立ち上がるふりをする
「わああああ!ごめんごめんって」
律もそれは分かっているみたいで本気で止めにかかっては来ない
まぁ腰辺りに抱きつかれて身動きとれないけど
まぁ腰辺りに抱きつかれて身動きとれないけど
「少なくとも澪の嫌いなものじゃないよ」
「なら、いいけどさ」
「来たらわかるから!おったのっしみ〜」
…私の嫌なものじゃなくて、お楽しみ。なんだろう?
なんだか隠されると気になってくる
早く、来ないかなぁ
なんだか隠されると気になってくる
早く、来ないかなぁ
いつの間にか、多分とうの律よりも楽しみにしている自分が居た
おわり。