夕日が照らし出すのは二人の汗と舌先からのびる糸
しばらく向き合っていた。時間がただただ過ぎていく。
私は片膝を付いてしゃがみ、君は長椅子に腰掛け、繋がれた手と見つめ合った目はそのまま
私が澪の胸を服の上からふくよかな楕円形に沿って優しく撫でると、
君は目を覚ましたように拒んだ
「っ……だ、だめ」
「へへ……部室じゃだめかあ」
「ちがくて……きょ、今日は……」
澪が椅子から降りて私の目の前に座り、私を抱きしめた
「……しないでいたい………」
あー、女の子だなあ。いつも体だけじゃ嫌だもんね
それに、今の君の瞳、ひどく怯えてるみたい
どんなに優しくしても、折れてしまいそうなほど。
こんなときにできることは……これだけ
私は澪を抱きしめ返す
ああ、気持ちいい。今日はこれで満足だあ
しばらく向き合っていた。時間がただただ過ぎていく。
私は片膝を付いてしゃがみ、君は長椅子に腰掛け、繋がれた手と見つめ合った目はそのまま
私が澪の胸を服の上からふくよかな楕円形に沿って優しく撫でると、
君は目を覚ましたように拒んだ
「っ……だ、だめ」
「へへ……部室じゃだめかあ」
「ちがくて……きょ、今日は……」
澪が椅子から降りて私の目の前に座り、私を抱きしめた
「……しないでいたい………」
あー、女の子だなあ。いつも体だけじゃ嫌だもんね
それに、今の君の瞳、ひどく怯えてるみたい
どんなに優しくしても、折れてしまいそうなほど。
こんなときにできることは……これだけ
私は澪を抱きしめ返す
ああ、気持ちいい。今日はこれで満足だあ
いつまでも、日が落ちないといいね