けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編5

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匿名ユーザー

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「み〜お〜こっち向けよー」
声を掛けてもそっぽを向いたままこっちを向いてくれない。
「何で怒ってるんだよ?」
「律が・・・私にかっ構ってくれないから」
まだこっちを向いてくれないが、どんどん小さくなる声でこんな事を言ってのけた澪。
大方私が梓にばかりちょっかいをかけていたのを見て嫉妬したのだろう。
可愛いやつ。
「みおしゃんも猫耳つけたかったのか?」
ついそんな風にからかってしまう。
「そんな訳ないだろ!もういいよ。一人にしてくれ」
あぁ、これは本格的に怒らせちゃったかな?
澪が可愛いからいけないんだぞ。
反省する気はないが、このままずっと怒ってられるのも困るので、後ろから抱きしめてやる。
澪の体がびくっと揺れる。
「誰といたってどんな時だって頭の中に居るのは澪だけだぞ」
「澪、大好きだ」
そう耳元で言ってやれば、真っ赤に染まる耳。
ギューっと強く抱きしめてやれば腕に感じる温もり。
「・・・バカ律」
ごそごそと腕の中で澪が向きを変え、涙目でそう言ってくる。
どうやら機嫌はなおったみたいだ。
澪の機嫌をなおすのなんて簡単だ。
澪の事なら何でも知ってるんだからな。


  • あらあらあらあらあらあら -- 名無しさん (2011-12-15 14:08:31)
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