課題の量について    20010.10.24投稿

いのっちです。課題の量をどのように調整するのか、とてもよいアイディアを発見しました。
このakiさんの課題の量の調節方法は、生徒の実際の実態をその時間内で的確にとらえて課題の量を設定できる、さらに、時間があまった場合の「新しい課題を提示してまとめもできる」という点で活用範囲は、広いと思います。

新潟のakiさんのブログ記事を転載させていただきます。
akiの日記

先日、1年生の『学び合い』を始めたばかりの人に、一番困っていることは?と聞いたら、「課題の量」と言われました。
多すぎても終わらないし、少なすぎても遊んでしまう。とのことでした。
たしかに。

私も少し前まで、課題の量で困っていました。
ちょうど45分程度で、みんなが終わる量。

教科書を使う場合は、指導書の通りで、大体ちょうど良い量です。

ところが、プリントとかドリルとか問題集となると、ちょうどいい量の見積もりが難しい。

でも、先日の「とんたんさん」の「後出しジャンケン」を参考にさせていただき、「課題の量」についての悩みは、おおむね解消しました。

とりあえず課題を多めに出しておいて、一番早い子が15分~20分ぐらいで進んだところまでを「課題」にすることにしたら、かなりラクになりました。

最初の課題提示を
「もんだい①~④ぐらいかな?」程度にしておいて、
15分~20分経ったところで、一番早い子が②までしか終わってなかったら、
「今日の課題は、②まで!」って、確定するんです。
「みんながわかるように」って。

もしも余裕で終わり、時間が余るようだったら、黒板に「かくにん問題」を出します。
「この問題、できる人?」と聞いて、全員の手が挙がらなかったら、そこからまた「みんながわかるようにする」という課題を出します。

(全員の手が挙がらないということは「みんながわかる」になっていないので、実は未だ「みんながわかる」が達成されていないことが、可視化される)

(これは、参観に来てくださっていた学生の方からもアイデアをいただきました)

これで、時間が足らなくなったり、余ったり・・・ということが、激減しています。

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最終更新:2010年10月24日 07:30