ガーディアン

画像 レベル 攻撃力 HP 速度 能力
1 0 4 後攻 ■使用効果:後攻のアタッカーのHPを「それの能力の数」増やし、「このターンの間使用効果を無効化する能力」を与える
■待機効果:自分のアタッカーは戦場に出るときにHPが1増える
主に後攻を守護するサポートカード。

ver0.37で更新された。
後攻の優しき守護神。しかしバニラに厳しくなった。有能な人大好き。
使用効果で付与される一時無効後攻持ちの天敵である赤ドラゴンに対して、たったのコスト1で対応できるのは大きい。
反面、同じく後攻持ちの天敵人魚メイジも更新され一時無効を貫通するようになったので、安易な使い方は出来なくなった。

また、以前は後攻持ち対して一律一時無効とHP2を与え優しく守護してくれた。
更新後も「一時無効」は付与してくれる。しかしHPを増やすかどうかは後攻持ちの能力次第に。
簡単にまとめておくと、カードコマンダーの「能力」とは、使用効果、勝利効果敗北効果待機効果手札効果割引
これらがクリーチャー1体に対して、それぞれ一つが上限。
そして、それ以外の戦場効果を持てるだけ持てる。
特殊能力も戦場効果にあたる。
後攻と先攻は能力として数えられない。また、種族も能力として数えられない。「全ての種族」は擬態とまとめて一つ扱い。
かつては、これらを強く意識したのは墓荒らし仙人くらいだったろうから、再確認してほしい。
つまり更新されたガーディアンがHPを増やしてくれるのは後攻以外に使用効果などの能力を持っているヤツだけになった。

ガーディアンを使うときは、イニシアチブに注意しなければならない。
イニシアチブを握った状態でガーディアンを使わなければ、相手の使用効果を無効化できない。
イニシアチブ無しの状態では一時無効を与えても意味がないので、HPを増やす効果のみを利用することになる。
その場合は、バーン対策として妖精などと同じように使うことができる。
もちろん能力を持たないバニラは一時無効しか恩恵がないので、イニ有りで使うしかない。
ちなみに以前は「一時無効を付けて、HPを2増やす」だった。
「HPを増やして、一時無効を付ける」になったのは「一時無効」も能力だからであろう。
どうしてもバニラのHPを増やしたくないらしい。

また、一時無効無効と同じく対象は使用効果である。
勝利効果や敗北効果、待機効果、戦場効果は無効に出来ないので注意が必要。
ワーライオンの戦場ロックから逃げられないし、ナーガに入れ替えられる。
弩兵のバーンは喰らうし、カウンターゴーレムの反射ダメージも受ける。
また、炎馬ヤドクガエル海賊親分カニで奇襲される可能性も大いにある。
この場合、下記通り対象を選択できないので、森神のように相手に無効をつけて回避するといったことも出来ない。

この使用効果は、自分の後攻アタッカーだけでなく相手の後攻アタッカーにも自動的に適用される。
相手のアタッカーが後攻持ちで能力持ちなら、そちらのHPも増えてしまうので注意しよう。
HPを増やしてしまうが、一時無効を利用してミノタウロス+翼竜のコンボなどを妨害できるので覚えておこう。
また、同様にイニ有りならアルマジロガーゴイル火柱などを使うことも妨害できる。

今回の変更で一番強く影響を受けたのは間違いなくアルマジロだろう。
以前はアルマジロとガーディアンの相性は非常に良かったが、ほとんど通じなくなってしまったと言える。
+ ver0.36以前のアルマジロとガーディアンについて彼是
以前、「ガーマジロ」あるいは「ガシャマジロ」と呼ばれたコンボが存在した。
初手アルマジロ→ガーディアン。これでアルマジロは後攻2/6一時無効で魔力1を残した。
2ターン目で後攻2/6を倒すのはなかなか難しくほとんどのレベル1を蹂躙した。イニ有りなら一時無効でバーンなども防げた。
さらに残った魔力でシャーマンを使い、アルマジロは後攻4/12のファッティ真っ青の怪物になった。
しかし、更新されたことで能力を持たないアルマジロはガーディアンでHPが増加しない。
結果、初手アルマジロ→ガーディアンは一時無効を付けるだけの手段である。イニ無し時は全く無意味。
アルマジロの後攻2/4は大抵のレベル1に削られるので、勝ててもその後のシャーマンの恩恵も少ない。勝てるかも怪しい。
では他の強化を考えると、ピクシーで後攻4/4になれるが、シャーマンに繋ぐには魔力が足りない。
ニワトリで後攻4/4になると魔力は1残るがレベルも3になるので、シャーマンの対象外に…

以上のような変更は当然「ガーマジロ」「ガシャマジロ」は強すぎると判断されたからに違いない。
ではバニラ周辺の環境が全て悪くなったわけではない。むしろ好転した。
ver0.37で登場した新カード緑眼はバニラサポートカード。同じ更新で能力が追加された火柱
その火柱新能力から繋がる新カード力石などなど。
ところが、「ガーディアン」の能力変更はバニラのアルマジロにはツラいことだ。

ガーディアンの変更に伴った更新をしたと思われるのが苔男
苔男は以前からガーディアンとの相性が良かった。
苔男にとって一時無効は無効と同義。
さらにver0.37で苔男は新能力を得て、場合によっては一度に複数の「能力」を持てるようになった。
そうなれば、ガーディアンのHP増能力は以前以上の回復量を得られる。
さらにガーディアンの能力持ちの苔男老婆を使用すると、老婆+ガーディアンの回復で超回復が見込める。
と、苔男はガーディアンの相棒最有力候補になったようである。
また同じver0.37の更新でウーズが後攻になった。
ウーズの能力は以前と同じだが、回復量は2倍なのでHP2増が見込める。
他にver0.37の更新でワームが使用効果を獲得し「能力」が二つになった。
結果ワームは以前と同じ回復量を得られることに。

ver0.37で登場した新カードの中で後攻持ちなのはサンタ魔界樹
サンタは戦うには少々小粒で、持ってる能力は使用効果1つ。ガーディアンとの相性はいまいち。
対し魔界樹は強力なアタッカーでかつ持っている能力は2つ。ガーディアンとの相性は悪くない。
しかし魔界樹は魔界樹の理由で「魔力を使ってくれる相棒がほしい」。
低コストのガーディアンはトドメなどに使うといいだろう。

そもそもカードコマンダーで元々「能力」を3つ以上持っているカードの方が少ない。多くは1つあるいは2つである。
以前から後攻でガーディアンの恩恵を受けていたカードの中には能力数の関係で、弱体化したと感じることもあるだろう。
同時に能力を付与することが、ガーディアンの効果を増強してくれることになる。
もちろん「一時無効」自体がなくなったわけではない。
以前通り、イニ有り時の使用効果対策には非常に低コストで役立ってくれるだろう。

ガーディアンが待機所に控えていると、自分の戦場に出たアタッカーのHPが+1される。
待機所にガーディアンが複数居れば、その分だけHPがプラスされる。
ゴブリンパラシュート部隊ワーエレファントなどの効果でアタッカーが戦場に出てもHPは増える。
ちなみに、この待機効果は尖兵の攻撃力アップと対になっている。

ガーディアンが待機所に居れば、魔剣黒の書などのHP0クリーチャーを戦場で活躍させることができる。
この待機効果は赤マントケルベロスのHPを増やす貴重な手段でもある。
飛び火が2ターン生存できるようになるのも便利と言えるだろう。

HPが高い代わりに攻撃力が0なので戦闘には向いていない。しかし、それを逆手に取って利用できるケースはいくつかある。
ピクシーで補助するとアタッカーとして活躍できる。
クマのエサとしても優秀。
火の鳥で序盤の勝利を奪いつつ、負けたら待機所に帰還して次のアタッカーのHPを増やす、といったことも。
強力なアタッカーカウンターゴーレムの対策として使える。

なお、戦場が混沌の影響下にある場合は、使用効果でも待機効果でもHPが減ることになる。
とくに待機効果は戦場に出る際に避けようがないので、黒絡みのデッキと対戦の際は混沌に警戒して使いたい。

自身もレベル1後攻である事からシャーマン天狗との相性も良い。
シャーマン弱体化後のレベル1デッキにおける救世主的カードとなっている。

関連項目


意見所
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コメント:
  • ガーディアンの「待機効果」では、スカンクの待機効果は発動しないことを確認しました。 -- 名無しさん (2014-07-21 10:13:18)
  • 赤緑レベル操作デッキではなかなか優秀。火の鳥使えば1T目で出しても勝てたりするし、死んでも帰ってくる。クマの餌として優秀だし、そういうデッキはウィザードも挟むと思うので天敵のマダムにも強い -- 名無しさん (2012-02-11 23:34:14)
  • ver0.32対応。イニシアチブなしでも使えるように
  • 使用効果に関して簡単に書いてみました。
  • 使用効果はイニシアチブがないと意味がない?


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最終更新:2016年02月28日 11:47
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