ヤタガラス
色 |
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攻撃力 |
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速度 |
能力 |
黒 |
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3 |
3 |
3 |
普通 |
■このカードが構築時のデッキに入っている場合、デッキに3色まで入れることができ、1枚少ない手札で対戦を始める(3色にはこのカードを含めない) |
3色デッキを導く日本神話の霊鳥。3本足のカラス。
3本足であるのが理由か、3についての非常に特殊な能力を持つ。
レベル3にしてステータス3/3、そして、夢の3色デッキが組めるようになるカード。
構築段階で効果を発揮するカードの中でも、及ぼす影響が最も大きいカード。
対戦内に置いては実質能力無しと変わらない。しかし
バニラではないため、
火柱の対象外。
純粋なステータスにおいても、同じくレベル3能力なしの
赤鬼や
青鬼に大きく劣る。
それでも色が黒なので
黒の書と
バフォメットに耐性があることは救い。
他色の3/3よりは戦場でたのもしいハズである。
とはいえ、夢の3色デッキを組めるのに、わざわざこいつを主力アタッカーにするのは必要性は特にない。
制限はあれど、やはり2色だと夢でしかなかったコンボが実戦で使えるのは魅力的。
以下に代表的な3色コンボを挙げる。
上記のような強力なコンボに頼らずとも、3色ならではの豊富な選択肢は魅力。
また、3色目を組み合わせることで弱点を補えるようなデッキも少なくない。
さらに3色デッキには
首長竜・
シャーマンという切り札も存在する。
レベル3という
バウンスしづらいレベル帯に手を出せる首長竜に、レベル2クリーチャーのステータスを倍加できるシャーマン。
さらに赤緑青の3色デッキで手札にヤタガラスがあれば、効果範囲はさらに広がる。
いずれもほとんどの3色デッキで採用を検討できるカードだろう。
デメリット効果は一見あってないように見えるが、その実なかなかに厄介な縛りである。
ただでさえ3色デッキにはヤタガラスという「お邪魔カード」が存在している。
イニなしで5枚、イニありなら4枚という初期手札はあまりに心もとない。
せっかく凶悪な
首長竜や
シャーマンの効果も安定させるのは難しい。
ハンデスによるダメージも普通のデッキに比べて大きいし、
スキュラだって2ターン目から飛んでくる。
手札を増やせる、あるいは手札が少なくても立ち回れるような何らかの工夫が欲しいところ。
最も単純なのは
ランプの精や
タコなどによる手札増強だろう。
ヒトデで両者の手札を均等にしてしまうのも良い。
雪女で時間を稼いでみるのも面白い。ターンを重ねるほどに手札の差は気にならなくなっていく。
デッキは制限されるが、
ハイランダーを入れて効果を打ち消してしまうという手もあるだろう。
あるいはいっそ
地獄蝶を使ってしまうのもアリ。
幽霊を落とすのは2色デッキに比べると苦手だが、
ウミガメや
トラバサミを持ってくるのに使うなら問題なし。
手札の右端を
ネクロマンサーで復活させる戦法も2色デッキと変わらず使える。
対戦開始時、右上に浮かび上がるヤタガラスを見たことはないだろうか。
これは対戦相手がヤタガラスデッキであることを示す演出。カードコマンダーのやり過ぎによる幻覚ではないのでご安心を。
ちなみにヤタガラスを使っているかどうかは画面中央にカーソルを合わせることでも確認できる。
要するに、ヤタガラスを使っていることは対戦開始時からバレバレであり、その時点で既に情報アドバンテージを握られているということ。
せっかくの
首長竜や
シャーマンも、読まれてしまうことは珍しくない。
なお、この演出は3色デッキでなくてもヤタガラスを入れていれば発動する。これは手札-1効果も同じ。
これを利用して、3色デッキでないのに3色だと勘違いさせる「引っ掛け」も一応は可能である。
3色デッキだと思い込んでいる相手に各種
王カードなどぶつけられれば意表は突けるだろう。
意表を突く以上のことは難しいが。
3色でデッキを組んだのちヤタガラスを抜くと当然ながらCPU対戦も対人戦も出来ない。
ただし、ヤタガラス抜きの3色デッキと対戦は出来る。
ヤタガラス抜き3色デッキのデッキ番号と対戦すれば、夢の制限無し3色デッキをCPUが使ってくる。
また、これを使えばHP0のカードと卵のみでデッキを構成して、絶対に戦場に出てこないサンドバッグデッキを作ることも可能。
カードの挙動を確認したい時などに利用するといいだろう。
制約は存在するものの、3色デッキを可能にしてくれる夢のようなカード。
度重なる強化とユーザーの研究により、今では十分に強力なデッキも組めるようになった。
組めるカードのバリエーションは非常に豊富であり、いまだ研究されつくしていない部分も多い。
豊富な選択肢を使いこなし、ぜひ自分だけのコンボを見つけてほしい。
関連項目
歴史
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ヤタガラスの歴史 |
ヤタガラスの歴史
初登場。デッキに3枚入れないと効果は発動せず、デメリットは魔力0スタート。また赤緑青の3色デッキは組めなかった。
当時の 煙の性能の良さと魔力0スタートという性質から煙を9枚積んだデッキが流行。
煙と 四聖獣を9枚ずつ投入するような極端なデッキすら存在した。
ちなみにこの段階では、デッキ構築段階で効果を発揮するカードはヤタガラスだけであった。
自身を3色に含まないように。
要するに赤緑青デッキが組めるようになったということである。
このバージョンで行われた公式クイズの1つに、「勝率最低カードは何か?」という問いがあった。
答えはヤタガラス。やはり魔力0+ヤタガラス3枚の縛りはキツすぎた。
なおこのクイズの正解者は全クイズ中最多であり、ヤタガラスは2位の 深海魚の3倍近い票を集めた。
ヤタガラスはデッキに1枚だけでよくなった。
さらに 首長竜が手札の色の数を参照するようになった。
強力な相棒の誕生と条件の緩和は3色デッキにとって大きな追い風。
……が、同時に 煙が弱体化。
煙9枚積みのような大味で組みやすい3色デッキは鳴りを潜め、ヤタガラスを見る機会はむしろ減少した。
ヤタガラスを投入したデッキで対戦できなかったバグが修正された。
「自前で自分の場に四聖獣全てを召喚する」というとんでもないリプレイが投稿される。
これはほぼ3色デッキでしかできないことであり、このリプレイは3色デッキの新たな可能性(?)を示した。
デッキ構築で後からヤタガラスを付け足せるようになった。
2014/04/20に「ヤタガラスが入っているデッキも魔力1で始まる」というレギュレーションでの大会が行われた。
加えて大会調整用に自分のデッキの(30)と対戦する場合は同様の措置がとられることになった。
ちなみに、その大会全体のデッキの使用率は、2色以下デッキ62.8%、3色デッキ37.2%、デッキ勝率は、2色以下デッキ50.7%、3色デッキ48.7%とのこと。(1ターン以内に終わった対戦は除外)
ちなみに優勝者のデッキは3色デッキだったそうな。
シャーマンの使用効果が手札の色を参照するように。
3色デッキの切り札その2の登場である。
最初から手札にあれば魔力1からスタートできるように。
運に左右されるとはいえ、3色デッキで魔力1からのスタートができるのは衝撃的だった。
これを狙って、1枚でいいヤタガラスをあえて3枚積みするデッキなども登場。 首長竜・ シャーマンとの相性も良かった。
とはいえデッキ構築段階でこの不安定な効果を当てにするわけにもいかず、結局たまに発動できればラッキー、程度の効果でしかなかったようだ。
効果が大幅に変更され、魔力制限が撤廃された。
代わりに初期手札枚数が1枚減少するように。
手札減少は厄介ではあるが、初期魔力0スタートに比べればはるかにマシ。
3色デッキは十分に戦えるデッキになった、と言っていいだろう。
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意見所
- 3色は基本的にロマンデッキってのを改めたかったんだと思うけどなあ -- 名無しさん (2018-02-10 06:04:43)
- ↓に同意だわ。ver0.46の魔力制限ありが最もバランスが良かった。戻して欲しいですわ。 -- 名無しさん (2017-04-24 20:20:21)
- ver0.46の魔力制限あり(手札にあれば魔力1からスタート)が一番バランスが良かったと思う。3色は基本的に浪漫デッキだから、そのくらいの制限があって然るべきですよ。 -- 名無しさん (2016-07-11 18:58:00)
- ver0.52の変更内容を適応しました。しかし、効果が大幅に変わってしまったため、本文までは書けませんでした。旧仕様の文章はとりあえずregionでたたんでおきます。不必要であれば非表示や削除等お願いします。 -- 名無しさん (2016-01-05 14:53:49)
- 3色デッキ強くなりすぎかな?その効果があってもなお最弱だよ。実際3色デッキ使っていた人のほとんどがレート1300~1500だった -- 名無しさん (2015-09-30 20:42:03)
- 3色デッキが強くなり過ぎ「対戦開始時の手札にこのカードが無い場合、魔力0で対戦を始める」の効果は要らない。元の仕様に戻すべき -- 名無しさん (2015-09-15 18:44:47)
最終更新:2018年02月10日 06:04