雪女
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攻撃力 |
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能力 |
青 |
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2 |
2 |
普通 |
■使用効果:相手がこのターンに「名前に火か炎が含まれるカード」を使用していなかった場合、このターンの戦闘は行われない |
条件が合えばそのターンの戦闘をスキップするカード。熱いのはちょっと苦手。
一言で言えば時間稼ぎだが奥は深く、単なる時間稼ぎにとどまらない多様な使い道が存在する。
直接アタッカーに手を下すことなく場を支配する、青ならではの効果と言える。
様子見に使うのが最も基本的な運用方法だろう。
相手が使用したカードや戦場に出したカードを見てから、後出しでこちらが使うカードを選ぶことができる。
特に自分の戦場にアタッカーがいないときに効果的。
バーンなどで自分のアタッカーを排除してくれると非常においしい。
特にそれが
マジシャンや
死神ならば相手のディスアドバンテージは計り知れないだろう。
また、
騎兵や
ネクロマンサーといった、イニシアチブ無しで使われると厄介なカードへの対策としても有用である。
もちろん自アタッカーが存在するときに使っても、こちらのアタッカーを排除されたときにライフを失わずに済むという利点がある。
邪魔な弱小クリーチャーを相手に排除してもらって、待機所のファッティを出す……なんてことが出来れば完璧。
特にライフ1で後がないときに役立つテクニックである。
2手目に使うことで相手の出方を窺いつつ、雪女を戦わせるのも手。
レベル1からの速攻に対して有効な使い方である。
ターンを稼ぐことで魔力や手札をコントロールするような方向にも使える。
例えば
シーサーペントが手札にあるのに魔力が5しかない…というときは雪女で1ターンパスして魔力1を稼げばいい。
エルフなどで魔力増加量を増やしておけば、さらに得られる恩恵は大きくなるだろう。
手札については自分のデッキを1枚圧縮する他に、デッキデスを狙う場合には相手のデッキを削ることにもなる。
水使いは手札にあるが微妙に削りきるには足りない、といったときは非常に効果的。
海神を使うならデッキトップが変化することも重要。雪女で1ターン待てば海神で使いやすいカードがデッキトップに来るかもしれない。
もちろんそれを生かすためには待機所にも海神がいる必要があるが。
あくまでアタッカーを止めるだけであり、相手の動きを制限することはできない。
溶岩魔人などでライフを直接減らされたり、サーチでコンボに必要なカードを集められたりするとまずいことになる。
純粋にアタッカーで削り切りを狙うデッキには有効だが、コンボデッキやロックデッキに対する相性は悪い。
雪女を使うと戦闘が長引きやすくなるため、コンボデッキ相手だと余計に付け入る隙を与えてしまう。
また、このカード自体に局面を打破する能力があるわけではないことにも注意が必要。
場をひっくり返せるカードが手札になければ、本当にただの時間稼ぎで終わることもある。
場面にもよるが、イニシアチブが相手にある時は無理に雪女で止めずにイニシアチブを貰っておく方が良いことも多い。
そういう場合は、似たようなスキップカードである
スフィンクスの方が向いている場合もある。
一長一短なので採用する際は、スフィンクスと比較してデッキと相談の上決めたい。
その他、
ライフ延長カードで代用出来ることも多いのでよくよく考えたいところ。
ちなみに「戦闘は行われない」効果は、他に
クジラと
青龍が持つ。
クジラは「相手の手札を戻せなかった」条件付き、
青龍はクリーチャー入れ替えとセット。
また、「戦闘は行われない」と「引き分け」とは異なるので
変異体の効果なども発動しない。
ただし、結果的にターン数が増えることは
変異体の効果を上昇させるので相性は悪くない。
「相手がこのターンに「名前に火か炎が含まれるカード」を使用していなかった場合」という発動条件がある。
特に使用が読まれやすいデッキデスなどでは止められることもしばしば。
名前に火か炎が含まれるカードは意外に多く、偶然止められることもなくはない。
逆に相手がそれらのカードを使うターンを読み、意図的に雪女の使用タイミングをずらすプレイングも必要になってくるだろう。
阻止できるカードは以下のとおり。
戦況を常に自分のペースに持ち込むようにできるのが大きな強み。
戦場のクリーチャーに及ぼす効果ではないため、特定のカードがなければ対抗策がとりにくいといった側面もある。
特にターンを引き延ばすことで優位を生み出す遅延型のデッキとの相性は最高と言える。
シスターや
シーサーペントでリサイクルしてやると働きっぷりは倍加される。
同じ青でありセットで使う価値は高い。
この型のデッキで非常に強力に働くことから、クリーチャーとしては弱体化されるという経過をたどっている。
関連項目
歴史
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雪女の歴史 |
雪女の歴史
2/2/3というステータスで、使用効果に発動条件はなかった。
裏目を引きにくい効果とレベル2としては高めのステータスで、全青カード中で最も優秀とさえ言われた。
また当時使いやすかった 電気イカとの組み合わせも強力だった。
HPが1減少した。
打ち勝てるレベル1が減ったことで多少使いにくくなった。
これ以降カードプールの増加に伴って1ターン待機が単純にメリットと言えなくなったこともあり、一般的なデッキに雪女が搭載されることは徐々に少なくなっていく。
電気イカのデッキデス枚数が固定になり、大きく弱体化した。
水使いの強化で、新しく実戦級のデッキデスが誕生した。
電気イカデッキと水使いデッキ、両方に確実に3枚投入される雪女は、デッキデスという戦法を象徴するカードになっていく。
海神を軸とした新しいデッキデスが発見される。
このデッキでも雪女の3枚投入はほぼ必須だった。
使用効果の発動に条件が付いた。
もともと雪女の強みであった「対策できるカードが少ない」という点が否定され、とりあえず打っておけばいいというカードではなくなった。
デッキデスで使うにせよそうでないにせよ、相手の動きを読んで的確なタイミングで使うべきカードになったと言えるだろう。
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意見所
- 更新おつありです -- 名無しさん (2016-01-21 04:47:00)
- ver0.52の変更内容を適応しました。また、追加された条件に合うカード一覧を書き加えました。不足があれば書き足しておいてください。 -- 名無しさん (2016-01-05 14:34:54)
最終更新:2023年09月05日 11:28