キョン「ハ、ハルヒ、SOS団はどうしたんだ?ほら、宇宙人とか未来人とか・・・」
ハルヒ「はあ?あんた高校生にもなって何言ってるの?
わたしは放課後忙しいのよ。妹を幼稚園に迎えに言って、ご飯も作るの。
大変か?そりゃそうだけど、あのコ達にはわたししか居ないから・・・。
そうそう、聞いてよキョン!妹が、中学生の方ね、模試で全国一位を取ったの!!
わたしに似て優秀なんだから!・・・・だからね、わたし高校出たら働こうと思うの。
えっ?わたしはいいの、アスカには大学行かせてあげたいの。うち両親居なくて貧乏だし・・・。
ごめんね、こんな話しちゃって。ひょっとして、SOSなんちゃらってデートのお誘いだった?
うふふ、嬉しいけど、また今度ね。じゃあわたし翠を迎えに行くから、バイバイ!」
キョン「こ、これはこれで・・・ありか?」
キョン「オレも一緒に、一生手伝ってやるよ。」
とか言っちまった。まったくもって、我ながらクサいセリフをはいちまったもんだ。
でもまあ、ハルヒが頬をほんのり赤らめ照れながらこう言ったんだ。
「……………バカ(///)。」
オレは思うね。ああ…こういう瞬間の今があるのなら、全てを投げ出してしまってもいいと。違うかい?―――――――――