相原隆行

あいはら たかゆき

日本で活動するゲームミュージックの作曲家。John、J99、百引一(もびき はじめ)などの別名義を使用することがある。
ドルアーガの塔』に影響されゲーム音楽に興味を持つ。

大手ゲームミュージックサークル『G-Clef』で活動をしていたところ、細江慎治氏のスカウトにより1991年に株式会社ナムコに入社。*1
アーケードゲームの作品やテーマパークのBGMを担当した。
ギャラクシアン3』や『ソウルエッジ』など、シンセによるオーケストラのシミュレートを得意とする。
John Williamsにちなみ先輩から命名されたというあだ名のJohnがそれを物語っているかのようである。

1996年にナムコを退社後、細江慎治氏、佐宗綾子氏と共に株式会社アリカに入社。
ストリートファイターEX』シリーズなどにサウンドクリエイターとして参加した。

2000年4月1日にアリカを独立し、個人の音響制作スタジオであるスタジオカルナバルを設立。
2007年より一時スタジオ業務を縮小し、2007年1月から2009年2月までパチスロメーカーであるエピクロスでサウンドディレクターを務めた。
2009年にはスタジオカルナバルの業務を再開し、2011年5月までサウンドデザイナーとして活動した。
その後2011年6月1日から2020年11月30日までは再びパチスロメーカーである山佐株式会社でサウンドディレクター・デザイナーを務めた。
この間も自社、他社のゲームに楽曲を提供していたが、相原氏が言及する事は殆ど無い。
2020年12月1日からは山佐ネクスト株式会社に所属している。

近年は主に百引一名義での『THE IDOLM@STER』シリーズなどや歌手への楽曲提供、ゲームサントラへのリミックス提供を行っている。

ゲーム音楽DJとしては久しく活動していなかったようだが、2023年1月8日に開催されたDANCE MASTER41で約2年ぶりの復活を果たした。

ゲームミュージック以外では、1992年に細江慎治氏と共に設立した同人レーベルの「TROUBADOUR RECORD」で2000年ごろまで活動。
同レーベルから派生した「まにきゅあ団」のプロデューサー、マネージャーとして活動した。
また、同じく「Oriental Magnetic Yellow」にはTakayukihiro Aiharaとして作詞・作曲・演奏で参加した。

担当作品の一例



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最終更新:2023年09月22日 20:25

*1 『escape goat』ブックレットより

*2 株式会社バンダイナムコエンターテインメント『弊社商品の保守対応終了について』より、発売月は1993年11月

*3 株式会社バンダイナムコエンターテインメント『弊社商品の保守対応終了について』より、発売月は1994年2月