仇討してくれる精霊を創ってみよう

できるかな@オカルト板:精霊を創造して使ってみよう!


企画の趣旨と目的


「祟り神を作るスレ」 http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1251735678/ を参照のこと。

本スレではなにやら頓珍漢なアドバイス(?)を初めとしてさっぱり進展がなさそうなので、スレの趣旨を酌んで仇討をしてくれる精霊を創ってみようという企画。復讐とか仇討なら、古典的なグリモア系魔術書の中に対応する天使か悪魔か精霊かなんかがあるんじゃねーのか、それ喚起すりゃいいじゃねーか、というような無粋な疑問は禁止。新たに「創る」ことに主眼を置きつつ「作成者以外の人でも喚起して利用できるようにしてみよう&オカルト板のみんなが使ってくれればきっと強力な精霊に育つよ!」という方向で。


創造する(した)精霊


精霊の創造方法


このWikiの趣旨が非主流派儀式魔術なので、基本的にはドナルド・タイソン(Donald Tyson)の Familiar Spirits, LLwellyn, 2004 を参考にして精霊を創造することにしたよ(オースティン・スペアの方式に近いよ)。創造に当たってはあれやこれや色々したけど詳細は秘密だよ。私と魔術的に結合した使い魔(familiar)ではなくて、独立の自律的実体になるようにしたよ。一応物理的媒体が某所にあるけど知らなくてもまったく構わないよ。


精霊の名前:AIMARGM(無辜なる弱者の仇を討ち、咎ある強者に復讐せよ)


  • 名前:AIMARGM (「アイマー(ル)ガム AIMARGuM」と発音してやることにしたよ)
  • 「無辜なる弱者の仇を討ち、咎ある強者に復讐せよ」というモットーから名前を導出したよ。


AIMARGMの属性:火と地(と少しの水)の男性元素霊


  • 元素:タイソンの体系だと名前に対応して「A:火 I:火 M:地 A:火 R:水 G:地 M:地」だよ。火×3, 地×3, 水×1という元素構成になるよ。
  • 性別:上と同様に名前に対応して「A:男 I:男 M:男 A:男 R:男 G:女 M:男」だよ。男×6, 女×1という性別構成になるよ。


AIMARGMの象徴:火山


  • 属性と名前から瞑想の結果「火山」のヴィジョンを得たよ。 なるほど火と地が等量でそこに少量の水(溶岩流&水蒸気爆発!)という元素構成に相応しいね。
  • 圧力がかけられた大地が限界を迎えると地震と噴火を引き起こすという火山のイメージは、弱者に加えられた不正な抑圧が限界に達すると爆発して正義の復讐を行う「復讐者」に相応しいイメージだね!



AIMARGMの視覚的イメージ:筋骨隆々で赤銅色に日焼けした寡黙な裸の男がマジギレすると不定形な炎の塊になって敵のところへすっ飛んでいくよ!


  • 基本的には元素配列に従いつつ、他の人も使えなきゃいけないから単純で分かりやすいイメージを与えることにしたよ。
  • 大まかに言えば肩幅の広いアメフトとかラグビーの選手みたいな感じの体つきを思い浮かべればいいよ。
  • どれだけ細かいところまで感覚イメージを共有できるかが肝だからかなり詳しいよ。

  1. 髪の毛:短く刈り込まれた輝くような真紅の直毛
  2. 顔:日に焼けた整った顔
  3. 目:アーモンド型の鋭い目。瞳は金混じりの灰色
  4. 首:ごく太い
  5. 肩と腕:肩幅は広く、筋骨隆々
  6. 胸:筋骨隆々(後に掲げるシジルの直径10cmくらいのタトゥーが胸に入っているよ)
  7. 腹や尻:筋肉はあるけれど幅は少し細め(ということはつまり逆三角体型の体だね)
  8. 足:無骨な感じの太い腿と脛。やや短足
  9. 全体:180cmくらいの身長・赤銅色に日焼けした肌・やや毛深い(毛は真紅)・裸(裸が嫌な人は適宜下着を着せてもいいよ)
  10. 体温:ごく高い(44℃くらい)
  11. 体臭:麝香(ムスク)っぽい匂い(男性用香水のラストノート)。周囲の埃が焼ける匂いもする(アイロンをかけているときの匂い)。
  12. 音:心臓の拍動のように規則正しくゆっくりぼこんぼこん溶岩の泡立つような低い音がする。
  13. 触感:硬くて優雅さに欠けるごつごつした体。
  14. 性格:普段は寡黙でやや鈍重な感じ。自分の恣意ではなく道徳的原理を専ら重んじる。ただし激昂すると恐ろしく破壊的で攻撃的。


AIMARGMのシジル


  • タイソンの体系に従って選ばれた象徴的記号と瞑想を行った結果、次のようなシジルが得られたよ(当たり前だけど文字の部分はシジル本体には入らないよ)。

  • 彼の胸にはこのシジルが直径10cmぐらいの黒いタトゥーとして刻まれているよ。


呼び出す方法


  • これだけ情報が揃っていれば儀式魔術に詳しい人はブラックミラーとか使う普通の方法で安全に喚起できるよ!
  • 彼はマルクトに於ける純粋なディンの執行者としてゲブラー原理の支配下にあるよ。

  • 詳しくない人は……シジルを枕の下にでも入れて眠って夢の中で彼と会話するとかでもいいかもしれん。
  • 丈夫な紙に印刷したり手書きでシジルを転写すればいいよ。
  • もしできればその紙に男性用香水を少量吹きかけてやり、更に煙草の煙で燻してやってね。
  • 事前に彼の姿をきちんと詳しく視覚化できるか試しておく必要があるよ。夢でもそれと同じ姿を再現してやってね。
  • 夢を通じて会話するという方法を取るのなら基本的には正したい道徳的不正について夢で彼に相談するということになるよ。

  • あなたの怒り(憎しみではなく!)を受け取って彼が憤激した炎の塊や流れになって相手のところへ行く(火山の噴火!)、ということを視覚化すればいいよ。
  • あなたの怒りの感情と意志の力を受け取って働くからそれらが強くなければ彼は何もしてくれないよ。
  • 道徳的不正がなけれれば彼は動いてくれないよ(あなたが道徳的不正を蒙ったということを自己欺瞞なく信じていなければだめだよ)。
  • 彼は「あなたが他者に同じような道徳的不正を行った場合に同じ報いを受ける用意があるか」を尋ねてくるよ。
  • 彼を相手に嘘をつくことはできないよ(それ自体が道徳的不正だから彼を怒らせることになるよ)。

  • 特に復讐の用がないのに夢で接触をするとあなたの性別に関わりなく彼との淫夢を見るかも(別に特に害はないですけどね)。



育成方法


  • 彼は基本的には人の怒りと正義を求める意志を受けて育つよ。だからみんなで使ってあげてね。


お問い合わせ


  • 質問はオカルト板の当該スレでしてくれれば(気がついたら&気が向いたら)返答するよ。 
  • 精霊のご利用は完全に自己責任です。
  • あなたの自由意志で呼び出された精霊がすることに私が責任を取ることは道徳的・宗教的・魔術的その他一切の意味に於いてそもそもできません。 

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最終更新:2010年03月16日 19:42
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